映画「空海」で楊貴妃役 チャン・ロンロンの堅実人生設計

公開日: 更新日:

■大学では制作過程を学べるクラスを専攻

 フランス人の父親と台湾人の母親を持つハーフ。チューインガムのCMに出演した10歳の頃からカメラの前に立ってきた。本格的に女優を目指したのは大学1年の時だが、夢を追いながら“保険”もかけた。

「〈天の時は地の利に如かず、地の利は人の和に如かず〉という孟子の言葉があるように、女優になれるのは特別なことで、運と実力と心が備わらないとなれないと思っていたの。だから、大学ではテレビ番組の制作過程を学べるクラスを専攻しました。スタッフの方が女優よりも確実にご飯が食べていけそうでしょう? でも、ありがたいことに演技の仕事も増えていった。仕事では撮られる側、学校では撮る側。3日間の完徹もざらだったんですが、努力は惜しまずにやってきたからこそ今の私がある」

 2013年に結婚、1児の母として忙しい日々を送る。気分転換は料理で、台湾の薬膳スープ「麻油鶏」が得意とか。この容姿に加え、料理も上手とは神様は“不公平”だが、「悩みもあるんですよ。ほうれい線。よく笑うので、笑いジワが気になるの(苦笑い)」。

 ぜいたく!

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    岡田阪神は「老将の大暴走」状態…選手フロントが困惑、“公開処刑”にコーチも委縮

  2. 2

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  3. 3

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  4. 4

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  5. 5

    中日・根尾昂に投打で「限界説」…一軍復帰登板の大炎上で突きつけられた厳しい現実

  1. 6

    安倍派裏金幹部6人「10.27総選挙」の明と暗…候補乱立の野党は“再選”を許してしまうのか

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    79年の紅白で「カサブランカ・ダンディ」を歌った数時間後、80年元旦に「TOKIO」を歌った

  4. 9

    阪神岡田監督は連覇達成でも「解任」だった…背景に《阪神電鉄への人事権「大政奉還」》

  5. 10

    《スチュワート・ジュニアの巻》時間と共に解きほぐれた米ドラフト1巡目のプライド