21歳から婚活 横澤夏子が語る“追い込み婚”実践的ノウハウ
「芸人の肩書からスタートでは釣果ゼロ。2回目のデートが会社の納涼会で、あれ? 営業? みたいなこともありました。そこでアルバイトでベビーシッターもやっていたので、職業は“保育関係”って書いて、本名で芸人をしているので名札はオールひらがなで書きました。パーティーは払った会費分は連絡先をGETしてこようと思い、失礼なんですけどこの人は100円とか値段をつけて、採算とれるように自分に課してみたりしていましたね」
芸人といえば異性関係が派手なイメージ。独身貴族も多い。
「今の芸人さんは意外と堅実です。あんなに文句言っているのになんで彼女と別れないのかなって思うほど。長く続いている理由を聞くと『彼女が作る朝ごはんがおいしいんだよ』とか男性同士でしかしない本音を聞くこともあって勉強になりました。一日の基盤をつくる朝ごはんって大事なんだなって気づかされたり新鮮でした」
タイトル通り、彼氏を結婚に追い込んだというが。
「結婚したら次は家族とか、人生は進むごとに追い込む目標が次々と出てきますね。この本は女性に共感していただけると思いますが、男性も楽しんでいただけるかと。独身の方は私みたいな重い女を見たら世の女性はとても優しく見えると思います。適齢期の娘を持つお父さんは、こういう結婚の仕方もあるんだよっていうふうに読んでいただけたらと思いますので、ぜひ手に取ってください!」
▽よこさわ・なつこ 1990年、新潟県生まれ。高校卒業後NSCに入学、19歳でお笑い芸人デビュー。「細かすぎるモノマネ」「いらっとくる女子」などリアルで笑えるネタで人気。21歳で婚活を始め、100回の婚活パーティーに参加、27歳で結婚。現在「にいがた婚活応援大使」に就任。