“音漏れ”に1万人…安室奈美恵「引退」厳戒と熱狂の舞台裏
地元・琉球新報社の金城実倫記者はこう言う。
「昔、スーパーモンキーズで活躍していた時のような身近な存在に戻ったようなライブで、表情も非常に明るく見えました。BEGINの比嘉栄昇さんは沖縄アーティストの中でニイニイ(お兄ちゃん)と慕われている存在で、MONGOL800のキヨサクさんはアムロシージャー(先輩)と呼んでいたり、安室さんも昔のように沖縄のファミリー感の中でステージに立ちたかったのかなと感じました」
CDは10代から40代まで各世代でミリオンセラーを記録し、ラストライブのDVDは150万枚超え。「ほんの一瞬でもファンの皆さんの心に寄り添える歌手でいられたなら嬉しく思います」とメッセージを残した安室。気になる引退後のプランについては一切、明かされていないが、スポーツ紙音楽担当記者はこう言う。
「ダンスも歌もまだまだ第一線で活躍できるレベルですが、完璧主義で知られており、衰える前に引退を決めたのは安室らしい決断です。自身の音楽活動は引退しましたが、後進を育てるプロデュース業への期待が高まっています」
後に引退を撤回しても文句を言う人間は誰もいないはずだ。