「愛想笑い、やめたい」気づいたらヘラヘラ…いつもニコニコ女子も人知れず悩んでいます
愛想笑いがやめられない3つの心理
「無意識に愛想笑いをしてしまう…」「1日中愛想笑いをして疲れた…」このように、愛想笑いがやめられずに悩んでいる女性は多いのではないでしょうか。
今回は、愛想笑いがやめられない心理と愛想笑いをやめるための対処法を紹介します。
なぜ愛想笑いがやめられないか、原因を考えたことはありますか? 自分が愛想笑いをしてしまう原因を知れば、無理に愛想笑いをするのもなくなるかも。
1. 良い印象を残そうと必死
まず多いのが、良い印象を残そうと必死になっているから。人から嫌われることに恐怖を抱き、「なんとか相手に良い印象を残さないと」と焦ってしまうのでしょう。
相手から敵意を向けられないように笑顔を向けて自分を守っている、つまり防衛本能としてクセになっているのかもしれません。
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2. コミュニケーションに自信がない
人見知りで人とコミュニケーションを取るのに自信がなく、それをカバーするためにとりあえずニコニコと愛想笑いしてしまう人も。相手を会話で惹きつけられないと思い込んで、「せめて笑顔でいないと…」と義務感を抱いてしまっているのではないでしょうか。
3. 空気を和ませたい
和やかな空気を作り出したくて、愛想笑いをする人もいるようです。周りの様子を人一倍気にして愛想を振りまくことで、みんなで平和に過ごせるようにしているのかもしれません。
愛想笑いをやめるには?
愛想笑いができるというのは人とのコミュニケーションを円滑に行うための武器になりますが、「どんなときでも愛想笑いをしてしまう自分が嫌だ」とマイナスに捉えてしまっている場合は以下の3点を実践してみてください。
1. 「真顔でも嫌われることはない」
初対面の人と挨拶をするとき、相手が真顔だった場合、あなたはどう思いますか? 相手が真顔というだけでは「この人、感じ悪いな」なんて発想にはなりにくいですよね。
相手が、目つきが悪かったり態度が横柄だったりする場合は、「この人、感じ悪くて嫌だな」と相手に対してマイナスな印象を抱きがちですが、特に笑顔でなくても自然体な表情であれば、別にマイナスな印象は抱かないはず。
「愛想笑いをしなくても、嫌われることはない」ということを自覚しておけば、「無理に愛想笑いなんてしなくていいんだ」とリラックスにつながるでしょう。
2. 第一印象が良すぎるのもよくないと知る
人からの第一印象を気にしてしまうのであれば、「第一印象が良すぎると、あとは悪くなるだけ」と自分に言い聞かせてみるのもアリ。
愛想笑いで相手からの好感を得ても、今後その好感度をキープできる自信がなかったら、無理やり最初からハードルを上げる必要はないと思いますよ。
3. 相手を親友や恋人だと思う
親友や恋人、家族といるときも、愛想笑いをしてしまいますか? 大抵の人は、心を許した人と一緒にいるときは、意識して愛想笑いしないものですよね。
相手に心を許すことができれば、愛想笑いは自然としなくなるはず。
初対面の人や関係が薄い人と会話をするときも、相手が親友や恋人だと暗示してリラックスして話すようにすれば、愛想笑いのクセが抜けてくるかもしれませんよ。
愛想笑いは悪いことではない!
愛想笑いがやめられずに悩んでいるのかもしれませんが、愛想笑いは悪いことではありません。むしろ、相手に気を遣えるという人間性が表れていて、素敵なことなんです。
もちろん、愛想笑いをすることで自分が疲れてしまうのであれば、無理して笑顔を作る必要はありません。ただ、「愛想笑いがやめられない」と自己肯定感を落とす必要はないということを、覚えておいてくださいね。
(コクハク編集部)