新たなノーベル文学賞 村上春樹氏“辞退”で取り逃していた

公開日: 更新日:

「新たなノーベル文学賞」と報じられた賞は本来、ハルキのものだった――。

 今年のノーベル文学賞発表見送りを受け、1回限りの市民文学賞を創設したスウェーデンの「ニュー・アカデミー」のポールソン審査委員長が、共同通信の取材に最終候補を辞退した村上春樹氏が選考過程でのネット一般投票でトップ人気だったと明かした。辞退がなければ「受賞していただろう」と答えた。

 村上氏を含む最終候補4人は第1次候補47人からネット一般投票で絞り込まれた。辞退理由について、ポールソン氏は本人から「今年はノーベル賞がなくメディアの騒ぎもないので、執筆に専念できると思っていた矢先だった」と説明を受けたとした上で、「残念だが、受け入れる」と語った。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    “3悪人”呼ばわりされた佐々木恭子アナは第三者委調査で名誉回復? フジテレビ「新たな爆弾」とは

  2. 2

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  3. 3

    菊間千乃氏はフジテレビ会見の翌日、2度も番組欠席のナゼ…第三者委調査でOB・OGアナも窮地

  4. 4

    中居正広氏「性暴力認定」でも擁護するファンの倒錯…「アイドル依存」「推し活」の恐怖

  5. 5

    大河ドラマ「べらぼう」の制作現場に密着したNHK「100カメ」の舞台裏

  1. 6

    フジ調査報告書でカンニング竹山、三浦瑠麗らはメンツ丸潰れ…文春「誤報」キャンペーンに弁明は?

  2. 7

    フジテレビ“元社長候補”B氏が中居正広氏を引退、日枝久氏&港浩一氏を退任に追い込んだ皮肉

  3. 8

    下半身醜聞ラッシュの最中に山下美夢有が「不可解な国内大会欠場」 …周囲ザワつく噂の真偽

  4. 9

    フジテレビ第三者委の調査報告会見で流れガラリ! 中居正広氏は今や「変態でヤバい奴」呼ばわり

  5. 10

    トランプ関税への無策に「本気の姿勢を見せろ!」高市早苗氏が石破政権に“啖呵”を切った裏事情