著者のコラム一覧
てれびのスキマ 戸部田誠ライタ―

1978年生まれのテレビっ子ライター。「芸能界」というビジネスは、いかにして始まったのか。貴重な証言を収録した「芸能界誕生」(新潮新書)。伝説の番組「アメリカ横断ウルトラクイズ」を基に描く青春群像ノンフィクションノベル「史上最大の木曜日 クイズっ子たちの青春記」(双葉社)。2つの最新著が絶賛発売中!

自分のデキなさに踊らされ…コウメ太夫の“チクショー人生”

公開日: 更新日:

「“チクショー人生”だな、と後からは思いました」(コウメ太夫/フジテレビ「めざましテレビ」11月20日放送)

 忘れ物をして自宅に戻ったコウメ太夫(46)。その時、見知らぬ男が勝手にベランダでたばこを吸っているのが見えたという。「ここ、うちのベランダなんで」と言うと、男は逆上し、バンバン、バンバンと窓を叩いてきた。そんな話を聞いていたインタビュアーが「チクショーとは言わなかったんですか?」と持ちネタに重ねて尋ねた際の返事が今週の言葉だ。

 まさにコウメの人生は「チクショー」に彩られている。父は小林幸子も担当していたこともある大物芸能プロデューサー、母は東映ニューフェイス1期生という“芸能界のサラブレッド”だったが、子供の頃から“できない子”だった。

 バカだ、変わった子だ、と言われて育ち、母親からでさえ「おまえは何を言ってるか分からない」と言われた。あまりにも勉強ができないため、家庭教師を5~6人つけられた。そんなコウメ少年をくぎ付けにしたのは、マイケル・ジャクソンだった。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議

  2. 2

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  3. 3

    吉川ひなのだけじゃない! カネ、洗脳…芸能界“毒親”伝説

  4. 4

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  5. 5

    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 7

    木村拓哉"失言3連発"で「地上波から消滅」危機…スポンサーがヒヤヒヤする危なっかしい言動

  3. 8

    Rソックス3A上沢直之に巨人が食いつく…本人はメジャー挑戦続行を明言せず

  4. 9

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 10

    立花孝志氏『家から出てこいよ』演説にソックリと指摘…大阪市長時代の橋下徹氏「TM演説」の中身と顛末