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てれびのスキマ 戸部田誠ライタ―

1978年生まれのテレビっ子ライター。「芸能界」というビジネスは、いかにして始まったのか。貴重な証言を収録した「芸能界誕生」(新潮新書)。伝説の番組「アメリカ横断ウルトラクイズ」を基に描く青春群像ノンフィクションノベル「史上最大の木曜日 クイズっ子たちの青春記」(双葉社)。2つの最新著が絶賛発売中!

再ブレイクはしたくない…ヒロシの「無理をしない」生き様

公開日: 更新日:

「この構図が芸能界の構図みたいですね」(ヒロシテレビ朝日「徹子の部屋」11月6日放送)

「笑いの金メダル」(テレビ朝日)や「エンタの神様」(日本テレビ)などで自虐ネタを披露し、ブレーク。後にいわゆる「一発屋」と呼ばれるようになったヒロシ(46)だが、近年、再びにわかに注目を浴びている。

 もともと趣味だったソロキャンプを動画で配信。そのチャンネル登録者数は11月現在、26万人を超えている。BS朝日の「迷宮グルメ 異郷の駅前食堂」でも、メインキャストとしてレギュラー出演を果たしている。

 そんなヒロシがソロキャンプを再現しながら、その魅力を黒柳徹子にレクチャー。その際、地べたに座って説明していたヒロシが、ソファに座ったままの黒柳徹子を見上げて言ったセリフが今週の言葉だ。

 小さい頃からヒロシはいじめられっ子だった。人見知りで引っ込み思案。いじめられても反撃できず、下を向いているだけの子供だったという。そんなヒロシのよりどころのひとつが、お笑いだった。

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