視聴率以上に評価高い「3年A組」と「はじこい」の“共通点”

公開日: 更新日:

「次回が待ち遠しくて、録画したものを3回は見る」ほどハマる人や、中には「おっさんでもキュン死するドラマ」なんて推定40代男性の書き込みも。

 この視聴率以上に話題になっている「3A」と「はじこい」には“共通点”があると、テレビコラムニストの亀井徳明氏がこう言う。

「“はじこい”は一部否定的な意見がありながら、展開予想や肯定的な意見が多いのも“3A”と似た形です。視聴率こそ2ケタに届きませんが、制作者側は手応えを感じているはず。現在主流になっている“1話完結の事件モノ”とは違うジャンルのドラマがネット上で話題になることは、テレビ業界全体にとっても好影響でしょう」

 確かにストーリー展開や登場するキャラクターについて、放送翌日、友人や同僚などと語り合えるのは、連続ドラマ本来の醍醐味だ。

「今はそれにネットでの意見交換も加わります。テレビ離れと言われる若い世代にも刺さる連ドラがあるのは、テレビ局やスポンサーにとって、いい刺激になると思います。視聴率を手堅く稼ぐには1話完結型の方が有利ですが、視聴者をより熱くさせるのは連続モノです」(亀井徳明氏)

「はじこい」も数字がついてくるようになれば、今後、毎週の展開が楽しみになる連ドラが増えるかも?

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    菊川怜の元夫は会社が業績悪化、株価低迷で離婚とダブルで手痛い状況に…資産は400億円もない?

  2. 2

    粗製乱造のドラマ界は要リストラ!「坂の上の雲」「カムカムエヴリバディ」再放送を見て痛感

  3. 3

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  4. 4

    綾瀬はるか"深田恭子の悲劇"の二の舞か? 高畑充希&岡田将生の電撃婚で"ジェシーとの恋"は…

  5. 5

    斎藤元彦知事ヤバい体質また露呈! SNS戦略めぐる公選法違反「釈明の墓穴」…PR会社タダ働きでも消えない買収疑惑

  1. 6

    渡辺裕之さんにふりかかった「老年性うつ」の正体…死因への影響が報じられる

  2. 7

    水卜ちゃんも神田愛花も、小室瑛莉子も…情報番組MC女子アナ次々ダウンの複雑事情

  3. 8

    《小久保、阿部は納得できるのか》DeNA三浦監督の初受賞で球界最高栄誉「正力賞」に疑問噴出

  4. 9

    菊川怜は資産400億円経営者と7年で離婚…女優が成功者の「トロフィーワイフ」を演じきれない理由 夫婦問題評論家が解説

  5. 10

    火野正平さんが別れても不倫相手に恨まれなかったワケ 口説かれた女優が筆者に語った“納得の言動”