田中律子はフリーに “バラドルの時代”平成とともに去りぬ
「昨今はテレ朝系バス旅番組で徳光和夫のパートナーかつ世話役をこなし、お茶の間に親しまれている田中さんですが、バラエティーだけで見ると、お笑いやママドル、グラビア系が主流で、ひと世代も二世代も下が席巻している。まあ平成バブルとまではいかなくとも、当時はCMのオファーも今に比べればたくさんあり、ギャラもよかったはず。その平成も終わるし、これまでと同じではなかなか芸能界も食べていくのが難しくなってきた時代と言えるでしょう」(前出のスポーツ紙記者)
田中はエッセー集「キャンプで逢いましょう」もあるアウトドア派で知られ、ダイビングのインストラクターや沖縄のサンゴを守るNPO法人での活動にも積極的。独立後はサーフィンとヨガを組み合わせた「サップヨガ」の普及にも努めていくと伝えられる。
田中と同世代の俳優、吉田栄作(50)も30年所属した大手芸能プロ「ナベプロ」から2018年をもって独立。週刊女性によると、吉田は個人事務所を設立しアパレルにネット通販、飲食、ジム運営などの事業にも手を広げる考えでいるというから、縮小傾向にある芸能ビジネスからの転換期とみているのかも知れない。