ジャニーズ頼みは厳しい?ドラマ視聴率と主題歌の相反関係
2位「義母と娘のブルース」(TBS系)はMISIA、3位「ブラックペアン」(同)は主演が嵐・二宮和也なのに、主題歌は小田和正、4位「リーガルV~元弁護士・小鳥遊翔子~」(テレビ朝日系)はSEKAI NO OWARIといった具合だ。
「他に平井堅やB’sもトップ10入りしていて、8位『アンナチュラル』(TBS系)なんて、主題歌の米津玄師『Lemon』の方が話題になったぐらいでしょう。二宮のように演技もできるジャニーズはいますが、音楽は音楽の“プロ”に任せた方が、結果的に数字に結びつくように思いますね」とは、前出のテレビ誌ライター。
テレビコラムニストの亀井徳明氏はこう言う。
「昨年、佐々木蔵之介主演で視聴率1ケタに終わった『黄昏流星群』(フジテレビ系)は、主題歌が平井堅で〈無駄遣い〉なんて声もありました。まずはドラマの質ありきですが、米津のブレークによってドラマが再注目された『アンナチュラル』の例もある。主題歌や挿入歌が明らかにドラマのテイストを損ねるような、明らかにゴリゴリのタイアップというケースは、最近はほとんどないように思いますが、ドラマのヒットと主題歌の良し悪しが無関係とは言えないでしょう」
亀梨の曲のせいだけとは思わないが。