ピエール瀧様には「ビューティフル・ボーイ」を観てほしい

公開日: 更新日:

 映画パーソナリティー&映画心理カウンセラーのコトブキツカサが“今、旬な”人々に映画を処方して、より良い日々を送っていただこうという勝手なコラム。

 僕が初めてピエール瀧氏にインタビューしたのは、映画「凶悪」で第68回毎日映画コンクール男優助演賞を受賞したときでした。自分の演技についてはほとんど語らず、監督やスタッフ、そして共演者たちに感謝の言葉を紡いでいましたが、今回、自身の罪で周囲に多大な迷惑をかけてしまったことに驚きました。学生時代、石野卓球氏とのユニット電気グルーヴとして破天荒で毒々しいトークを繰り広げる深夜ラジオに憧れ、同じ静岡出身の瀧さんは尊敬する存在でした。最近では邦画界で確固たる地位を築いていたのに……。

 相方・石野氏のツイートも賛否(個人的には今回の卓球さんのツイートには瀧さんへの愛しか感じていませんが)ありますが、今、最も大事なのは“再び麻薬に手を出さない”ということ。

 その前提で今回、ピエール瀧氏に処方したい映画は、現在公開中の「ビューティフル・ボーイ」です。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元グラドルだけじゃない!国民民主党・玉木雄一郎代表の政治生命を握る「もう一人の女」

  2. 2

    深田恭子「浮気破局」の深層…自らマリー・アントワネット生まれ変わり説も唱える“お姫様”気質

  3. 3

    火野正平さんが別れても不倫相手に恨まれなかったワケ 口説かれた女優が筆者に語った“納得の言動”

  4. 4

    粗製乱造のドラマ界は要リストラ!「坂の上の雲」「カムカムエヴリバディ」再放送を見て痛感

  5. 5

    東原亜希は「離婚しません」と堂々発言…佐々木希、仲間由紀恵ら“サレ妻”が不倫夫を捨てなかったワケ

  1. 6

    綾瀬はるか"深田恭子の悲劇"の二の舞か? 高畑充希&岡田将生の電撃婚で"ジェシーとの恋"は…

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    “令和の米騒動”は収束も…専門家が断言「コメを安く買える時代」が終わったワケ

  4. 9

    長澤まさみ&綾瀬はるか"共演NG説"を根底から覆す三谷幸喜監督の証言 2人をつないだ「ハンバーガー」

  5. 10

    東原亜希は"再構築"アピールも…井上康生の冴えぬ顔に心配される「夫婦関係」