奄美出身の中孝介さん 黒糖の香りで蘇る祖父の家と夏の記憶
「花」などのヒット曲でおなじみの歌手・中孝介さん(38)。酒はかなりイケる口で、好みは地元・奄美で幼少の頃に嗅いだ黒糖の香り漂う、30度以上の焼酎だという。
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初めてお酒を飲んだのは21歳の時に、地元の奄美で。自分が酒を飲める人間とは思ってなかったので、それまでまったく飲まなかったけど、周りの友だちが酒飲みばかりなので、焼酎を飲まされたんです。
友だちはみんな奄美の黒糖焼酎を延々と飲むんですよ。最初は決しておいしいとは思わなかったけど、付き合わされて飲んでいるうちに、どんどん飲めるように。アルコール30度の焼酎が好きになりましたよ。それもロックで(笑い)。
21歳から大学に入って沖縄に行くと泡盛をおもに飲みましたね。ロックはもちろんですけど、泡盛のコーヒー漬けも好きになりました。コーヒー豆に漬けて3~4日置いて、豆がすべて瓶底に沈殿したら飲みごろ。梅酒みたいな感じ。味はコーヒーの方が勝ってますから結構、飲みやすいけど、つい飲み過ぎると次の日ヤバイんです(笑い)。ミルクを足してラテっぽくして飲んでる女性もいましたね。