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三遊亭鬼丸落語家

昭和47(1972)年生まれ。長野県上田市出身。平成9年、三遊亭円歌に入門。前座名は「歌ご」。平成12年、二つ目に昇進し「きん歌」に改名。平成22年、「三遊亭鬼丸」襲名で真打ち昇進。NACK5「ゴゴモンズ」メインパーソナリティー。

闇営業ギャラ問題…くまだまさしの3万円は安すぎるのでは

公開日: 更新日:

 まだまだ吉本の報道が続きますねぇ。すでに反社会的集団のことはそっちのけですけどね。ところで、この問題の発端になったパーティーでの余興。落語家としてはやっぱりとても気になるわけですよ。まずギャラね。宮迫さんの100万円は妥当な気がしました。そこでヒット曲も披露してくれたんですから歌手の相場としてもお得感がありますよね。そしてここからは敬称略でいきますがレイザーラモンHG(10万円)やムーディ勝山(3万円)は少し安かったんじゃないでしょうか。やはり一発屋といわれてても一世を風靡したわけですし、他の事務所の一発屋芸人の表営業の相場からみても20万円ずつは最低取れたんじゃないでしょうか。くまだまさしがパンチ浜崎と同じ3万円ということはネタはやらなかったんでしょうか。もし、くまだまさしがネタをやってるのに3万円なら、くまだファンの私としては黙っていられません。15万円はあげてください!

 2700(8万円)とスリムクラブ(15万円)の差は大きいですね。たぶん現場では2700の方がウケるはず。でもやっぱりM―1準優勝の実績がギャラに反映するんですね。なんて感じでギャラとメンツを見ながらいろいろ考えてるとふと疑問が。ロンドンブーツ亮君の50万円。相方なしの亮君だけで。見れば誰もが知ってる知名度ですけど。でも一体何をやったのでしょうか。司会? いやいやそれは入江がやったはず。持ちネタもないし。ただ抜群の知名度はあります。そうか、スポーツ選手的な扱いですね。野球選手や相撲取りがパーティーに呼ばれてお客と写真撮ったりサインして車代もらうアレ。野球離れ、相撲離れしてそうな半グレ世代にはスポーツ選手より亮君のが喜ばれそうです。ということは50万円は少し高く感じるけど妥当ですかね。ガリットチュウ福島とディエゴは瞬間芸で持ち時間はそんなに持たないはず。他の芸人もそんなに持たないとやはり営業慣れしてるのはくまだまさし。「くまだまさしが安すぎる」。余興のメンツを見た私の感想です。

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