藤森慎吾「ドクターX」抜擢 宮迫抜けた芸人俳優枠奪えるか

公開日: 更新日:

「ドクターX」といえばシリーズ全5作の平均視聴率が20%超えの人気作。藤森も、よりいっそう力が入るだろうし、俳優としてのポジションを確固たるものにするチャンスでもある。

「芸人で俳優もやっているのは原田泰造や塚地武雅、イモトアヤコら今では珍しくありません。旧芸名の『ほっしゃん。』として知られている星田英利は2018年に吉本の俳優部に移籍したことで話題になりました。闇営業で吉本との契約解消問題がくすぶりつづける宮迫博之も俳優としての実績がありますが、その枠が空いたともっぱら。宮迫といえばNHK大河『龍馬伝』や『絶対零度』(フジテレビ系)など人気作に多数出演。誰が宮迫に取って代わるかです」(在京キー局関係者)

 藤森はこの機会をものにすることはできるのか。コラムニストの桧山珠美氏がこう言う。

「芸人よりも俳優の方が向いていると思います。デビュー早々にコンビでブレークしましたが、お笑い芸人として行き詰まりました。明治大卒でインテリ芸人としてクイズ番組に出演するも、相方の中田敦彦さんの方が目立つなど中途半端です。チャラ男キャラもEXIT・兼近大樹さんに奪われ、事務所も本人も次の道を考えていたと思います。演技も悪くないし、よく見ると可愛いし、イケメン。“俳優芸人”として成功するでしょう。ポイントはトレードマークのメガネ。メガネ男子は人気ですが、俳優で思い浮かぶのは鈴木浩介さんくらい。また、フリーアナで元彼女の田中みな実さんも女優として活躍しているので、共演となれば話題になるでしょう」

 俳優・藤森としてのブレークはすぐそこかもしれない。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    ビートたけし「俺なんか悪いことばっかりしたけど…」 松本人志&中居正広に語っていた自身の“引き際”

  2. 2

    《もう一度警察に行くしかないのか》若林志穂さん怒り収まらず長渕剛に宣戦布告も識者は“時間の壁”を指摘

  3. 3

    フジテレビに「女優を預けられない」大手プロが出演拒否…中居正広の女性トラブルで“蜜月関係”終わりの動き

  4. 4

    【独自】フジテレビ“セクハラ横行”のヤバイ実態が社内調査で判明…「性的関係迫る」16%

  5. 5

    元フジテレビ長谷川豊アナが“おすぎ上納”告白で実名…佐々木恭子アナは災難か自業自得か

  1. 6

    中居正広氏&フジテレビ問題で残された疑問…文春記事に登場する「別の男性タレント」は誰なのか?

  2. 7

    人事局付に異動して2週間…中居正広問題の“キーマン”フジテレビ元編成幹部A氏は今どこで何を?

  3. 8

    萩原健一(6)美人で細身、しかもボイン…いしだあゆみにはショーケンが好む必須条件が揃っていた

  4. 9

    TV復帰がなくなった松本人志 “出演休止中”番組の運命は…終了しそうなのは3つか?

  5. 10

    別居から4年…宮沢りえが離婚発表「新たな気持ちで前進」

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ吉井監督が佐々木朗希、ローテ再編構想を語る「今となっては彼に思うところはないけども…」

  2. 2

    20代女子の「ホテル暮らし」1年間の支出報告…賃貸の家賃と比較してどうなった?

  3. 3

    【独自】フジテレビ“セクハラ横行”のヤバイ実態が社内調査で判明…「性的関係迫る」16%

  4. 4

    「フジ日枝案件」と物議、小池都知事肝いりの巨大噴水が“汚水”散布危機…大腸菌数が基準の最大27倍!

  5. 5

    “ホテル暮らし歴半年”20代女子はどう断捨離した? 家財道具はスーツケース2個分

  1. 6

    「ホテルで1人暮らし」意外なルールとトラブル 部屋に彼氏が遊びに来てもOKなの?

  2. 7

    TKO木下隆行が性加害を正式謝罪も…“ペットボトルキャラで復活”を後押ししてきたテレビ局の異常

  3. 8

    「高額療養費」負担引き上げ、患者の“治療諦め”で医療費2270億円削減…厚労省のトンデモ試算にSNS大炎上

  4. 9

    フジテレビに「女優を預けられない」大手プロが出演拒否…中居正広の女性トラブルで“蜜月関係”終わりの動き

  5. 10

    松たか子と"18歳差共演"SixTONES松村北斗の評価爆騰がり 映画『ファーストキス 1ST KISS』興収14億円予想のヒット