コトブキツカサ
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コトブキツカサ映画パーソナリティー

1973年、静岡県生まれ。映画パーソナリティー&映画心理カウンセラー。有働由美子、マツコ・デラックスと同じナチュラルエイトに所属。ハリウッドのエピソードから心理まで多角的に作品を網羅。水道橋博士も信頼を寄せる映画専門家。

小泉進次郎氏には映画「フロントランナー」を観て欲しい

公開日: 更新日:

 映画パーソナリティー&映画心理カウンセラーのコトブキツカサが“今、旬な”人々に映画を処方して、より良い日々を送っていただこうという勝手なコラム。

 端正なルックスから女性人気も非常に高い政界のサラブレッド。将来は総理大臣になるのでは、と噂されている衆議院議員・小泉進次郎氏。応援演説では地元の方言や特産物を絡めたスピーチで観衆を沸かせ、滝川クリステルさんとの結婚記者会見では、爽やかな対応で国民の支持を得ていたように見えましたが、最近、潮目が変わった感が否めません。環境大臣に任命されたことで矢面に立たされる場面が多くなり、記者の質問に対してのポエム的な返答や「セクシー発言」などで物議を醸しています。

 そんな進次郎氏に今回処方したい映画は、ヒュー・ジャックマン主演の「フロントランナー」です。この作品は、実在したアメリカの政治家ゲイリー・ハートの栄光と転落を描いた物語。ゲイリーは国民的人気も高く、1988年の大統領選挙の際、史上最年少で民主党の候補になりますが、スキャンダルが明るみに出て、支持率は急落。マスコミ対応を迫られる中、ゲイリーは心配する側近たちに対し「些細な報道なんかにいつまでも構っている場合ではない!」と突っぱねてしまいます。カリスマ性もあり、国民だけでなく秘書やブレーンたちからも高い支持を得ていたゲイリーだが、自分の置かれている立場に慢心してしまい、次第に周りが見えなくなり、独善的になっていく。

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