松本秀樹さん 飼育放棄0とペットと避難できる環境を目指す

公開日: 更新日:

 犬と全国を旅するバラエティー「ポチたま」シリーズでおなじみの松本秀樹さん(44)。犬大好きのあまり、人が犬を捨てない社会を目指し、東日本大震災の直後は犬も避難できるように署名を集めたりと、犬のためになる活動を続けている。死ぬまでに見たい光景は犬が普通に電車に乗る日本!

  ◇  ◇  ◇

■犬・猫36万頭殺処分を知ってショックを受けた

 番組では犬を探して全国を犬と歩く毎日でした。初代のポチたまの「まさお君」のことを好きになり過ぎて、犬のことを知るために犬の資格を取得してみたんです。資格を持っている方や犬のプロの方に知り合いができると、ペットのビジネスには犬に犠牲を強いているところもあると聞きました。

 当時ではおよそ36万頭もの犬・猫が殺処分されていることも知って。1日1000頭です。かなりショックでした……。

 犬と仕事をさせてもらってる僕としては「なんとかしなきゃいかん!」と思い、動物の資格をいろいろと取り、本格的に活動を始めました。それは「飼育放棄」をなくすこと。犬を飼った人たちが途中で「この犬、捨てる」と考えないように人間づくりをしたい。捨てられた犬を欲しい人に譲渡する活動ではなく、僕は捨てる人を減らす側に回った。殺処分ゼロとよく言われますけど、僕のゴールは飼育放棄ゼロ。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    フジテレビ問題「有力な番組出演者」の石橋貴明が実名報道されて「U氏」は伏せたままの不条理

  2. 2

    「とんねるず」石橋貴明に“セクハラ”発覚の裏で…相方の木梨憲武からの壮絶“パワハラ”を後輩芸人が暴露

  3. 3

    三浦大知に続き「いきものがかり」もチケット売れないと"告白"…有名アーティストでも厳しい現状

  4. 4

    広末涼子容疑者「きもちくしてくれて」不倫騒動から2年弱の逮捕劇…前夫が懸念していた“心が壊れるとき”

  5. 5

    元フジ中野美奈子アナがテレビ出演で話題…"中居熱愛"イメージ払拭と政界進出の可能性

  1. 6

    広末涼子が危険運転や看護師暴行に及んだ背景か…交通費5万円ケチった経済状況、鳥羽周作氏と破局説も

  2. 7

    芸能界を去った中居正広氏と同じく白髪姿の小沢一敬…女性タレントが明かした近況

  3. 8

    佐藤健は9年越しの“不倫示談”バラされトバッチリ…広末涼子所属事務所の完全否定から一転

  4. 9

    中居正広氏、石橋貴明に続く“セクハラ常習者”は戦々恐々 フジテレビ問題が日本版#MeToo運動へ

  5. 10

    中居正広氏《ジャニーと似てる》白髪姿で再注目!50代が20代に性加害で結婚匂わせのおぞましさ

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「とんねるず」石橋貴明に“セクハラ”発覚の裏で…相方の木梨憲武からの壮絶“パワハラ”を後輩芸人が暴露

  2. 2

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した

  3. 3

    参院選で自民が目論む「石原伸晃外し」…東京選挙区の“目玉候補”に菊川怜、NPO女性代表の名前

  4. 4

    NiziU再始動の最大戦略は「ビジュ変」…大幅バージョンアップの“逆輸入”和製K-POPで韓国ブレークなるか?

  5. 5

    フジテレビ問題「有力な番組出演者」の石橋貴明が実名報道されて「U氏」は伏せたままの不条理

  1. 6

    サザン桑田佳祐の食道がん闘病秘話と今も語り継がれる「いとしのユウコ」伝説

  2. 7

    我が専大松戸の新1年生は「面白い素材」がゴロゴロ、チームの停滞ムードに光明が差した

  3. 8

    逆風フジテレビゆえ小泉今日子「続・続・最後から二番目の恋」に集まる期待…厳しい船出か、3度目のブームか

  4. 9

    新沼謙治さんが語り尽くした「鳩」へのこだわり「夢は広々とした土地で飼って暮らすこと」

  5. 10

    石橋貴明のセクハラ疑惑は「夕やけニャンニャン」時代からの筋金入り!中居正広氏との「フジ類似事案」