松本秀樹さん 飼育放棄0とペットと避難できる環境を目指す

公開日: 更新日:

 そんな活動が実り、13年に環境省から出たガイドラインには「災害が起きた時はペットを連れて逃げるように」という内容があります。その後、犬のイベントに行くと「私、あの時に署名を集めました」と話しかけてくれる方もいて、うれしいですね!

■犬が普通に電車に乗る日

 今後、日本から災害がなくなることはありませんから、死ぬまでにやりたいことは飼育放棄ゼロと、災害時もペットとともに避難できる環境づくりですね。それから公共交通機関に当たり前のように犬が乗られるような、犬と人の両方のマナーづくりもしたい。

 日本は盲導犬が電車に乗ると「わ、大きな犬がきた」と場の空気が変わるけど、欧米では飼い犬と一緒に地下鉄に乗れる地域があります。「ポチたま」の米国ロケで、ボストンで乗った地下鉄では犬をまたいで降りてくれた(笑い)。こうなるとステキだな、と。

 アメリカの犬と日本の犬が違うなら諦めますけど、犬はどこも同じで、違うのは人間なんですよ。

 死ぬまでに日本でもそんな景色を見てみたい。生きてるうちに日本がそうなるには40代の今から死ぬ気でがんばらなきゃと思います。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    岡田阪神は「老将の大暴走」状態…選手フロントが困惑、“公開処刑”にコーチも委縮

  2. 2

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  3. 3

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  4. 4

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  5. 5

    中日・根尾昂に投打で「限界説」…一軍復帰登板の大炎上で突きつけられた厳しい現実

  1. 6

    安倍派裏金幹部6人「10.27総選挙」の明と暗…候補乱立の野党は“再選”を許してしまうのか

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    79年の紅白で「カサブランカ・ダンディ」を歌った数時間後、80年元旦に「TOKIO」を歌った

  4. 9

    阪神岡田監督は連覇達成でも「解任」だった…背景に《阪神電鉄への人事権「大政奉還」》

  5. 10

    《スチュワート・ジュニアの巻》時間と共に解きほぐれた米ドラフト1巡目のプライド