芸能人“薬物イニシャル報道”の是非 なぜ根強く存在する?

公開日: 更新日:

 芸能評論家の佐々木博之氏がこう言う。

「かつてワイドショーでは芸能人のイニシャルトークが“テッパン企画”だった時期があります。しかし、それこそ『実名を出せないならストレスがたまるからやめて!』といった声が視聴者からテレビ局に寄せられ、今はほぼ見当たりません。イニシャルトークの企画はまだあるにはありますが、最近は熱愛系や暴露系など、仮に誰だかバレても当事者が少し恥ずかしい思いをするくらいの内容にしています」

マトリ 厚労省麻薬取締官」の著者で厚労省の元麻薬取締部部長・瀬戸晴海氏は「BuzzFeed JAPAN」のインタビュー(1月18日配信)の中で、ヒートアップする芸能人の薬物イニシャル報道について〈捜査の障害になる〉〈不倫問題と変わらない〉などと苦言を呈していた。プロの捜査員からすると「誰だ、これ?」みたいな的外れな報道も少なくないそうだ。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    菊川怜の元夫は会社が業績悪化、株価低迷で離婚とダブルで手痛い状況に…資産は400億円もない?

  2. 2

    粗製乱造のドラマ界は要リストラ!「坂の上の雲」「カムカムエヴリバディ」再放送を見て痛感

  3. 3

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  4. 4

    綾瀬はるか"深田恭子の悲劇"の二の舞か? 高畑充希&岡田将生の電撃婚で"ジェシーとの恋"は…

  5. 5

    斎藤元彦知事ヤバい体質また露呈! SNS戦略めぐる公選法違反「釈明の墓穴」…PR会社タダ働きでも消えない買収疑惑

  1. 6

    渡辺裕之さんにふりかかった「老年性うつ」の正体…死因への影響が報じられる

  2. 7

    水卜ちゃんも神田愛花も、小室瑛莉子も…情報番組MC女子アナ次々ダウンの複雑事情

  3. 8

    《小久保、阿部は納得できるのか》DeNA三浦監督の初受賞で球界最高栄誉「正力賞」に疑問噴出

  4. 9

    菊川怜は資産400億円経営者と7年で離婚…女優が成功者の「トロフィーワイフ」を演じきれない理由 夫婦問題評論家が解説

  5. 10

    火野正平さんが別れても不倫相手に恨まれなかったワケ 口説かれた女優が筆者に語った“納得の言動”