著者のコラム一覧
ダンカンお笑いタレント・俳優・放送作家・脚本家

本名・飯塚実。1959年、埼玉県毛呂山町生まれ。落語家を目指し立川談志に弟子入り。「立川談かん」として活動した後、たけし軍団入り。お笑いタレント、俳優、放送作家、脚本家と多才で、現在はTAPの専務取締役。

俺は見た!野村克也夫婦がいかに克則くんを溺愛していたか

公開日: 更新日:

 ノムさん&サッチーのあの夫婦は何だったのだろう? とにかく面白かった!!そして、2人とも息子の克則くん(現・楽天一軍作戦コーチ)を溺愛していたのだ!!

 ノムさんの家に行ったことがあるのだが、三冠王をはじめ数限りないタイトルを取っているのに、それを称えるトロフィーなどはほとんど飾ることはなく、一番目につくのが克則くんがホームランを放った時の特大パネルだってんだから……どんだけうれしかったんだろうねえ……(ちなみにノムさん657ホームラン、克則くん4ホームラン)。

 さらにサッチーもこれは内緒の話だけど、克則くんを不安定なプロ野球界ではなく、どーやら将来的には議員さんにしたかったようなのだ。ある時、俺にコッソリと「その時は力を貸してね?」と耳打ちしてきたことがあったのだった……。

 何はともあれ、そんなオバケ夫婦(失礼!!)の息子、克則くんもサッチーが心配したプロ野球の世界で立派にコーチを務めているのだ。明治大学で六大学野球をやっている時から見ているけど、とにかくズバぬけて性格がよい!! もちろん野球に対しても真剣そのものである。

 世の中には反面教師ならぬ「反面両親」がいるのだなあ……つくづく思いながら、やっぱりノムさんのいないプロ野球は寂しい……です。 (つづく)

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁“”化けの皮”が剝がれたともっぱらも「業界での評価は下がっていない」とされる理由

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    大阪万博「午後11時閉場」検討のトンデモ策に現場職員から悲鳴…終電なくなり長時間労働の恐れも

  4. 4

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  5. 5

    遠山景織子の結婚で思い出される“息子の父”山本淳一の存在 アイドルに未練タラタラも、哀しすぎる現在地

  1. 6

    桜井ユキ「しあわせは食べて寝て待て」《麦巻さん》《鈴さん》に次ぐ愛されキャラは44歳朝ドラ女優の《青葉さん》

  2. 7

    江藤拓“年貢大臣”の永田町の評判はパワハラ気質の「困った人」…農水官僚に「このバカヤロー」と八つ当たり

  3. 8

    天皇一家の生活費360万円を窃盗! 懲戒免職された25歳の侍従職は何者なのか

  4. 9

    西内まりや→引退、永野芽郁→映画公開…「ニコラ」出身女優2人についた“不条理な格差”

  5. 10

    遅すぎた江藤拓農相の“更迭”…噴飯言い訳に地元・宮崎もカンカン! 後任は小泉進次郎氏を起用ヘ