前田敦子の全米進出に勝機 カギを握るは濃厚ベッドシーン

公開日: 更新日:

 例えば製作側は【白人女性、20代前半、高学歴を醸し出す雰囲気の少し気難しい性格】といった具体的な条件を出し、これに該当する役者を探す。挑戦する側の役者はメールなりSNSに添付されたスクリプト(台本)を予習し、演技の審査を受ける。また、大手エージェントに所属していない女優は、専門のサイトに自らの宣材写真とバイオグラフィーを登録し、自らオーディションを探したり、製作者側からのオファーを待つケースもあるという。

 では、前田を含め、日本人女優の現在のハリウッドでの評価はどうなっているのだろうか。

「前田にとって追い風と言ってもいいのが、ハリウッドの製作の中心が、今は配信ドラマになってきているということ。ドラマが映画以上に細かく、世界中に配信されるということもあってか、キャスティングの国際化がここにきて急激に進んだという印象です。たくさんの国の役者をキャスティングすることによって、それに比例して数字が伸びているという傾向が顕著になっています。日本人俳優に対するオファーもすごく細かくなっていて、以前だったら『このシーンでアジア系の女性を』というオファーが『年齢は○歳前後、関西弁が話せる女優』と言ってくるわけです。こんなハリウッドの最近のトレンドを考えれば、前田がスターになる可能性も十分にあると考えられます」(現地の芸能プロデューサー)

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  2. 2

    “3悪人”呼ばわりされた佐々木恭子アナは第三者委調査で名誉回復? フジテレビ「新たな爆弾」とは

  3. 3

    「かなり時代錯誤な」と発言したフジ渡辺和洋アナに「どの口が!」の声 コンパニオンと職場で“ゲス不倫”の過去

  4. 4

    中居正広氏「性暴力認定」でも擁護するファンの倒錯…「アイドル依存」「推し活」の恐怖

  5. 5

    「よしもと中堅芸人」がオンカジ書類送検で大量離脱…“一番もったいない”と関係者が嘆く芸人は?

  1. 6

    菊間千乃氏はフジテレビ会見の翌日、2度も番組欠席のナゼ…第三者委調査でOB・OGアナも窮地

  2. 7

    入場まで2時間待ち!大阪万博テストランを視察した地元市議が惨状訴える…協会はメディア取材認めず

  3. 8

    米国で国産米が5キロ3000円で売られているナゾ…備蓄米放出後も店頭在庫は枯渇状態なのに

  4. 9

    うつ病で参議員を3カ月で辞職…水道橋博士さんが語るノンビリ銭湯生活と政治への関心

  5. 10

    巨人本拠地3連敗の裏に「頭脳流出」…投手陣が不安視していた開幕前からの懸念が現実に