橋本マナミは愛人キャラ脱却…妖艶返上で人気のレアケース
橋本マナミというと、バラエティー番組のイメージが強い人も多いと思う。しかし、実はもともと芸能界に入ったきっかけは全日本国民的美少女コンテストで入賞したことで、そのときにもらった賞は「演技部門賞」だった。
その後、事務所を移籍して2016年にNHK大河ドラマ「真田丸」に細川ガラシャ役で出演。それまでは妖艶なビジュアルから「国民の愛人」と呼ばれていたのがこの大河ドラマでは正室役を演じ、役柄の幅が広がるきっかけになった。
今年1月15日に全国公開された映画「越年Lovers」は主演の峯田和伸とヒロインの橋本がともに山形県出身で、山形で撮影が行われて監督が台湾のグオ・チェンディという異色作。
この映画で彼女は、幼なじみへの思いを10年間ずっと言葉にすることができなかった女性を演じた。愛人キャラのイメージが強かった頃は男性を誘惑する役が多かったというが、それとは真逆の役と言える役を通じて見せた女優としての存在感が印象的だった。間違いなく、女優・橋本マナミの代表作になるだろう。