眞子さまと小室圭さん30歳 誕生日ウエディングは絶望的か
1月15日行われる予定だった皇室の新年行事「歌会始の儀」が3月26日に開催された。なかでも注目されたのが、小室圭さんとの結婚問題で揺れる秋篠宮家・長女の眞子さまの一首だ。
〈烏瓜(からすうり)その実は冴ゆる朱の色に染まりてゆけり深まる秋に〉
と、詠まれた眞子さま。
専門家によってさまざまな分析がされた眞子さまの一首。象徴的だったのが、冒頭の烏瓜という言葉。烏瓜は夜に白いレース状の花を咲かせ、朝方しぼみ、秋には朱色の実をつける日本で広く自生する植物。「よき便り」という花言葉のある烏瓜と、末尾の「深まる秋」にかけて、10月に30歳を迎えられる眞子さま、そして、小室さんが晴れて多くの人の祝福のもと、この秋のご結婚を切に願われているともとれなくない。
しかし、10月まであと半年ほどしか時間がない。
お2人のご結婚に否定的な国民感情を無視して、結婚を強行すること自体は可能だが、天皇陛下、秋篠宮さまが「多くの人が納得し喜んでくれる状況に」とお話しされたように、皇室と国民の関係性を考えるとそれは現実的ではないだろう。
今年度中の一時金の支給はなくなった
先ごろ成立した2021年度の一般会計予算には、眞子さまのご結婚の際に支給される1億4000万円といわれる一時金が計上されていないことを、週刊文春が報じた。
宮内庁をはじめ、関係各所が今年度中のご結婚はないと示したことになる。そのため、この秋のご結婚の実現性は限りなく低い。
〈さまざまな理由からこの結婚について否定的に考えている方がいらっしゃることも承知しております。しかし、私たちにとっては、お互いこそが幸せな時も不幸せな時も寄り添い合えるかけがえのない存在であり、結婚は、私たちにとって自分たちの心を大切に守りながら生きていくために必要な選択です〉
小室さんと人生を歩むことが何事にも代えがたいと、以前からお話されている眞子さま。歌会始での眞子さまの一首には、現在の偽らざる思いが込められているといえるだろう。
その対応に批判が集中している小室さんは、5月に留学中の米フォーダム大学を卒業。7月にはニューヨーク州の司法試験が行われる。その結果が出るのが、10月といわれている。
「小室さんの母親、佳代さんの借金問題の件で、小室さんからは『解決済み』と文書での回答にとどまり、宮内庁長官からもきちんとした説明を求める発言がありましたが、いまだにご自身の口からきちんとした釈明はないままです」(皇室ジャーナリスト)
納采の儀といった儀式を経ずして、眞子さまが10月に皇籍を離脱し強行入籍という報道もあったが、深まる秋に何かしらの「よき便り」が、お2人から発信されるのか。