フジ木10は次も恋愛モノ「レンアイ漫画家」同様“大コケ”か

公開日: 更新日:

 ネット上では〈鈴木亮平の無駄遣い〉〈テンポが悪くて乗れない〉などの酷評もあったが、序盤に吉岡が演じた“丸の内OL”“ギャル風女子”“あざと可愛い女子”を支持する声も。中盤以降は子役の“レンくん”のけなげな姿を応援する声が増えている。

 テレビコラムニストの亀井徳明氏は「数字に関係なく、この枠のチャレンジ精神に注目しています」と、こう続ける。

「近年視聴率が低迷しているこの枠ですが、フジテレビ浮上のカギは“月9”よりこの“木10”が握っていると思っています。月9はシルバー世代に見やすいヒューマンものに徹してから、好調をキープ。今の『イチケイのカラス』も好調です。一方、木10は2018年7月クールのヒューマンもの『グッド・ドクター』が平均11%台と久々に2ケタだったのに、19年10月クールには漫画原作のラブコメ『モトカレマニア』で9話平均4%台だったりする。それに懲りずにまた漫画原作のラブコメに挑戦。目先の数字とは違う狙いがあるのでしょう」

 今週3日放送の「レンアイ漫画家」第9話は、ようやくお互いの思いに気づいた2人に、大きな試練が……というラブコメ王道の展開に。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    岡田阪神は「老将の大暴走」状態…選手フロントが困惑、“公開処刑”にコーチも委縮

  2. 2

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  3. 3

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  4. 4

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  5. 5

    中日・根尾昂に投打で「限界説」…一軍復帰登板の大炎上で突きつけられた厳しい現実

  1. 6

    安倍派裏金幹部6人「10.27総選挙」の明と暗…候補乱立の野党は“再選”を許してしまうのか

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    79年の紅白で「カサブランカ・ダンディ」を歌った数時間後、80年元旦に「TOKIO」を歌った

  4. 9

    阪神岡田監督は連覇達成でも「解任」だった…背景に《阪神電鉄への人事権「大政奉還」》

  5. 10

    《スチュワート・ジュニアの巻》時間と共に解きほぐれた米ドラフト1巡目のプライド