大島優子は名脇役に成長 今や元AKB48で一番の「勝ち組」に

公開日: 更新日:

 AKB48のときも、選抜総選挙で1位になっても、前田敦子(29)という絶対エースがいて、その引き立て役だった。しかし、“卒業”してからは、あっちゃんより優子ががぜん注目されるようになった。主役でしか使えない前田より、何でもできる大島にお声がかかるのは当然である。CM好感度も高く、大島は間違いなく元AKBの一番の勝ち組だ。

「どんな役もこなせるとはいっても、おメメぱっちりの丸顔なので、時代劇はあまり似合わないですよね。大河ドラマの出演がないのは、そのせいかもしれません。意外にも、おばさん役がハマるんですよ。『スカーレット』でも、前半の娘・若妻時代より、後半の面倒見のいい元気なおばさんが魅力的でした。これからは、朝ドラの常連になるのではないでしょうか」(前出の放送作家)

 残念ながら、いまのところ夏ドラマに出演情報はないが、映画「妖怪大戦争 ガーディアンズ」で、安藤サクラ松嶋菜々子石橋蓮司柄本明大森南朋ら“豪華妖怪陣”に交じって、体は凍りついているのに、狸の大妖怪に片思いしてハートは燃えたぎっている雪女を滑稽に演じている。そう、大島はお笑いもいけるのだ。

(コラムニスト・海原かみな)

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁“”化けの皮”が剝がれたともっぱらも「業界での評価は下がっていない」とされる理由

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    大阪万博「午後11時閉場」検討のトンデモ策に現場職員から悲鳴…終電なくなり長時間労働の恐れも

  4. 4

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  5. 5

    遠山景織子の結婚で思い出される“息子の父”山本淳一の存在 アイドルに未練タラタラも、哀しすぎる現在地

  1. 6

    桜井ユキ「しあわせは食べて寝て待て」《麦巻さん》《鈴さん》に次ぐ愛されキャラは44歳朝ドラ女優の《青葉さん》

  2. 7

    江藤拓“年貢大臣”の永田町の評判はパワハラ気質の「困った人」…農水官僚に「このバカヤロー」と八つ当たり

  3. 8

    天皇一家の生活費360万円を窃盗! 懲戒免職された25歳の侍従職は何者なのか

  4. 9

    西内まりや→引退、永野芽郁→映画公開…「ニコラ」出身女優2人についた“不条理な格差”

  5. 10

    遅すぎた江藤拓農相の“更迭”…噴飯言い訳に地元・宮崎もカンカン! 後任は小泉進次郎氏を起用ヘ