打ち切り説もあったTBS「ラヴィット!」評判V字回復の意外 なぜ風向きが変わったのか?

公開日: 更新日:

 夏休みに入り、TBS系朝の情報番組「ラヴィット!」の人気が上昇している。

 同枠で放送されていた「グッとラック!」が打ち切られ、麒麟川島明をMCに、「日本でいちばん明るい朝番組」として鳴り物入りでスタートしたのが今春。フタを開けてみれば、「芸人だらけの悪ふざけ番組で朝から騒々しい」「毎日毎日、食べ物のランキングばかりでうんざり」などといった酷評が続き、視聴率も“安定の1%台”で、早くも「打ち切り」の声が囁かれたほどだった。

 ところが、ここにきて徐々に評価がアップ、五輪期間中に3%台を記録する日もあり、上昇傾向に。にわかには信じ難い話だが……。

「スタート以来、ほぼ毎日『ラヴィット!』をウオッチしていますが、『ラヴィット!』が変わったというよりも、『コロナ一辺倒』『五輪一色』でうんざりしている視聴者が逃げてきたという感じですね。ちょうど夏休みで、子どもたちがテレビを見る機会も増え、感動の押し売り、感染者数と医療逼迫で高齢者層にアピールしまくるワイドショーが敬遠されたといったところです。笑いで受け狙いの『ラヴィット!』の方が気楽に見ることができますから」(テレビウオッチャー)

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁“”化けの皮”が剝がれたともっぱらも「業界での評価は下がっていない」とされる理由

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    大阪万博「午後11時閉場」検討のトンデモ策に現場職員から悲鳴…終電なくなり長時間労働の恐れも

  4. 4

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  5. 5

    遠山景織子の結婚で思い出される“息子の父”山本淳一の存在 アイドルに未練タラタラも、哀しすぎる現在地

  1. 6

    桜井ユキ「しあわせは食べて寝て待て」《麦巻さん》《鈴さん》に次ぐ愛されキャラは44歳朝ドラ女優の《青葉さん》

  2. 7

    江藤拓“年貢大臣”の永田町の評判はパワハラ気質の「困った人」…農水官僚に「このバカヤロー」と八つ当たり

  3. 8

    天皇一家の生活費360万円を窃盗! 懲戒免職された25歳の侍従職は何者なのか

  4. 9

    西内まりや→引退、永野芽郁→映画公開…「ニコラ」出身女優2人についた“不条理な格差”

  5. 10

    遅すぎた江藤拓農相の“更迭”…噴飯言い訳に地元・宮崎もカンカン! 後任は小泉進次郎氏を起用ヘ