丸川珠代“炎上大臣”はこうして生まれた 関係者が語るテレ朝アナ時代の「高飛車素顔」
■権力志向の塊
しかし丸川氏は、どうしてこうもいちいち国民感情を逆撫でする失言を繰り返すのか。発売中の「週刊女性」は「アナウンサー出身女性政治家はなぜ多い?」という特集の中で、小池百合子東京都知事(69)や蓮舫参議院議員(53)ら、アナウンサーやキャスターが多い理由として、滑舌のよさや演説のうまさなどのアナウンス技術が政治の場でも役に立つことを挙げている。さらに丸川氏に関しては、元通産官僚で評論家の八幡和郎氏がこう分析している。
「そもそも、丸川さんは一生アナウンサーをやりたかったわけではないと思います。だから、自民党から声が掛かったとき、彼女は『悪くないな』と思ったはず。加えて、東大出身者はおしなべて『自分は仕事ができる』という自意識を持っています。だから、政治家になっても自分なら務まると思ったのでは」
丸川氏は東大経済学部卒業後、93年テレビ朝日入社。07年に退社し、参院選に出馬するまでは、「TVタックル」「朝まで生テレビ!」などに出演し、ニューヨーク支局勤務も経験した。さるキー局関係者はこう話す。