丸川珠代“炎上大臣”はこうして生まれた 関係者が語るテレ朝アナ時代の「高飛車素顔」

公開日: 更新日:

「東大卒をハナにかけているところがあって、当時から上昇志向が強かったので、局内では決して仲間が多いほうではなかった」

 その視線の先にあるのは、下々の国民などではなく“ステークホルダー”や“五輪貴族”などの「権力者」ばかりなのが透けて見える。女子アナウオッチャーの松本京也氏はこう話す。

「丸川さんは、『フジテレビ三人娘』などが持てはやされた“第1次女子アナ”ブームの直後の世代です。当時は、民放で東大卒のアナというのは珍しく、民放の“可愛くて親しみやすい”アナとは一線を画していました」

 しかし、同期の大下容子アナ(51)に比べ、キャラは立っていたので、顔と名前が売れるのは早かった。

「印象的なのは、『TVタックル』で、タイトスカートで黒縁眼鏡をかけ“上から目線”で高飛車なドSキャラを演じていたことですね。あれは案外“素”だったのかもしれません。バラエティー番組でも同じようなキャラで売っていましたが、どちらかといえば色モノ的な扱い。意外なことに報道番組などでメインキャスターを務めたこともないので、内心、忸怩たる思いはあったかもしれません」(前出の松本氏)

 権力志向の塊で、国民感情無視の“炎上大臣”には早々にお引きとり願いたいところだが、テレビ界に戻ろうにも、戻る場所はないだろう。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  2. 2

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  3. 3

    松本人志は勝訴でも「テレビ復帰は困難」と関係者が語るワケ…“シビアな金銭感覚”がアダに

  4. 4

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  5. 5

    貧打広島が今オフ異例のFA参戦へ…狙うは地元出身の安打製造機 歴史的失速でチーム内外から「補強して」

  1. 6

    紀子さま誕生日文書ににじむ長女・眞子さんとの距離…コロナ明けでも里帰りせず心配事は山積み

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    メジャー挑戦、残留、国内移籍…広島・森下、大瀬良、九里の去就問題は三者三様

  4. 9

    かつての大谷が思い描いた「投打の理想」 避けられないと悟った「永遠の課題」とは

  5. 10

    大谷が初めて明かしたメジャーへの思い「自分に年俸300億円、総額200億円の価値?ないでしょうね…」