小林豊さん「笑っていいとも!」“ブッチャー”で親しまれた元名物ディレクターは今

公開日: 更新日:

 小林さんが放送界へ入ったのは専修大学1年だった1970年。

 北海道の牧場でアルバイト中にTBSドキュメンタリーの取材を受けたことをきっかけに、同局報道部でアルバイトを始めた。

「三島由紀夫さんが70年11月に自衛隊市ケ谷駐屯地(現・防衛省本省)で自死された時は現場取材に行ってました。前代未聞の大事件。騒然とした状況は今も忘れられないですね」

 その後、東京12チャンネル(現・テレビ東京)、フジテレビの番組制作会社「フジポニー」を経て、80年にフジテレビの社員となった。

「TBSでは報道でしたが、テレビ東京以降はバラエティーがメイン。80年にスタートしたお昼の『笑ってる場合ですよ!』で初めてディレクターになり、82年から始まった後番組の『森田一義アワー 笑っていいとも!』には第1回から参加しました」

 同番組に携わったのは約5年。司会に抜擢されたタモリさんとの最初の打ち合わせは四谷のスナック。


 酔っぱらったタモリさんがカウンターに上がり全裸で踊っていた。

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