立憲民主党の選挙センスのなさ 野党にいる「剛腕」に頼ったらどうでしょうか
「山本太郎が東京8区からの出馬を断念」のニュースを見て立憲民主党の選挙センスのなさにはホトホト呆れました。
100人ほどのデモだか屋外集会だか知りませんが「地元で地道に頑張ってた人をないがしろにするな!」と抗議を受けたら途端に萎縮。「困惑している」という他人事のような党首のコメント。石原伸晃はホッとしたでしょうね。今回の選挙もご当選おめでとうございます。
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山本太郎はこれからどこか他の選挙区から出るのでしょうが、今回重要だったのは東京8区という場所です。相手は10回連続当選の強豪。そこに野党統一候補の山本太郎が出れば今回の衆院選一番の注目選挙区。しかも杉並区ならテレビのキー局も近くて取材に行きやすいため連日報道することでしょう。
報道となれば山本太郎の演説も当然時間多めに放送されるはず。現在はSNSぐらいでしか見ることのない山本太郎の演説が全国放送されれば、どれほどの効果があったことでしょう。ヤジがあれば、そのヤジも拾って説明をする機転。弱者に向けての政治を変えればあなたの生活も変わると訴えられる情熱。放送時間がそれほど長くなかったとしても全国の有権者に今の政治を変える希望を与える演説だと思いますよ。ただこれは東京の選挙区でなければ、強敵相手の野党共闘の象徴でなければできなかったんです。今回も野党は勝てませんね。いやわざと勝たずに野党第1党の党首の座にしがみつきたいんじゃないかとさえ私は疑ってますよ、枝野さん。東京8区の当選ラインが1000票くらいなら100人の声にも耳を傾けなければなりませんが、いつも選挙に行かない層や自民党に不満を持った無党派層の票を獲得しなければ勝てない今回の選挙で、あまりにも選挙戦術が稚拙ですよ。