よしお兄さんがNHK朝ドラ「カムカムエヴリバディ」に出演も「俳優の道は前途多難」なワケ

公開日: 更新日:

 よしお兄さんこと、小林よしひさ(40)が6日放送のNHK朝ドラ「カムカムエヴリバディ」に登場し、一気にEテレ「おかあさんといっしょ」の世界が蘇った人も多かったようだ。小林は2019年まで同番組で歴代最長となる14年間、体操のお兄さんを務めた。6日付の自身のブログでも、「皆さん!!! NHK朝ドラ『カムカムエヴリバディ』毎日見ていますか? 何と、よしお兄さん、出演させていただきました!」と、報告した。

 改めて、今、小林は何をメインに活動しているのだろうか。番組卒業直後の19年4月に「さんま御殿」(日本テレビ系)で民放初登場を果たした時のこと。当時、あのよしお兄さんの登場でスタジオは大騒ぎとなり、ゲスト全員で「ブンバ・ボーン!」と叫び、大盛り上がりとなった。ただ、小林のトークには、いまいちキレがなかった。

明石家さんまが放った核心を突くひと言

「よしお兄さんが、司会のさんまに対し、『今日この収録が(民放)初めてなので、これで失敗したらアウトかなと思っています。さんまさん、本当によろしくお願いします』と相談すると、さんまは『まだ面白いことを求めるキャラではないので、変なことを言わなければ大丈夫。ただ、そのあと(テレビに出続けること)が大変かも、芸能界は』と核心を突くような一言を放ちました。それから、よしお兄さんをテレビで見る機会はあまり増えず、たまに地方局の番組で見かける程度。活躍の中心の場はイベントになっていきました。イベントに彼が登場すると、その場は大いに盛り上がり、重宝されるため、しばらくは安泰とみられていました。ただ、コロナ禍でイベント自体が減ってしまったため、方向転換せざるを得なくなったのかもしれません」(芸能界に詳しいライターの松庭直氏)

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  2. 2

    “3悪人”呼ばわりされた佐々木恭子アナは第三者委調査で名誉回復? フジテレビ「新たな爆弾」とは

  3. 3

    フジ調査報告書でカンニング竹山、三浦瑠麗らはメンツ丸潰れ…文春「誤報」キャンペーンに弁明は?

  4. 4

    菊間千乃氏はフジテレビ会見の翌日、2度も番組欠席のナゼ…第三者委調査でOB・OGアナも窮地

  5. 5

    フジテレビ“元社長候補”B氏が中居正広氏を引退、日枝久氏&港浩一氏を退任に追い込んだ皮肉

  1. 6

    フジ反町理氏ハラスメントが永田町に飛び火!取締役退任も政治家の事務所回るツラの皮と魂胆

  2. 7

    高嶋ちさ子「暗号資産広告塔」報道ではがれ始めた”セレブ2世タレント”のメッキ

  3. 8

    兵庫県・斎藤元彦知事を追い詰めるTBS「報道特集」本気ジャーナリズムの真骨頂

  4. 9

    やなせたかしさん遺産を巡るナゾと驚きの金銭感覚…今田美桜主演のNHK朝ドラ「あんぱん」で注目

  5. 10

    今田美桜「あんぱん」に潜む危険な兆候…「花咲舞が黙ってない」の苦い教訓は生かされるか?

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    菊間千乃氏はフジテレビ会見の翌日、2度も番組欠席のナゼ…第三者委調査でOB・OGアナも窮地

  2. 2

    “3悪人”呼ばわりされた佐々木恭子アナは第三者委調査で名誉回復? フジテレビ「新たな爆弾」とは

  3. 3

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  4. 4

    フジテレビ“元社長候補”B氏が中居正広氏を引退、日枝久氏&港浩一氏を退任に追い込んだ皮肉

  5. 5

    フジ調査報告書でカンニング竹山、三浦瑠麗らはメンツ丸潰れ…文春「誤報」キャンペーンに弁明は?

  1. 6

    おすぎの次はマツコ? 視聴者からは以前から指摘も…「膝に座らされて」フジ元アナ長谷川豊氏の恨み節

  2. 7

    大阪万博を追いかけるジャーナリストが一刀両断「アホな連中が仕切るからおかしなことになっている」

  3. 8

    NHK新朝ドラ「あんぱん」第5回での“タイトル回収”に視聴者歓喜! 橋本環奈「おむすび」は何回目だった?

  4. 9

    歌い続けてくれた事実に感激して初めて泣いた

  5. 10

    フジ第三者委が踏み込んだ“日枝天皇”と安倍元首相の蜜月関係…国葬特番の現場からも「編成権侵害」の声が