ロッカー吉川晃司がコントに初挑戦! 尾崎豊との泥酔から家庭菜園に没頭するまで
はちゃめちゃなエピソードは数知れず。「見えを切る仕事だから」と持論を展開する吉川だったが、富澤たけしから「じゃあギターとか燃やしてても、本当は燃やしたくなかったのですか」と向けられると「そりゃあ燃やしたくないだろ」と笑いつつ、こう言った。
「一番難しいところやっぱ突っ込んでくるね。考えてなかったな。ちょっとうろたえた。ちきしょう、今のはちょっと悔しいよね」
“ギター燃やし”といえば、1985年の紅白初出場のエピソードが今も語り草だ。白組トップバッターとして、真っ赤な衣装で登場するや、シャンパンをまき散らした揚げ句、ギターにオイルをかけて火をつけ、大暴れ。河合奈保子が口あんぐりの表情を見せ、吉川の後にステージに立ったシブがき隊の布川敏和が転倒したりで大目玉を食らい、「出禁」になったとの都市伝説が業界にはある。
■破天荒を貫くには…
「2011年に2歳年下の女性との結婚を発表、その時点で2歳の長女がいるとのことでしたので、私生活では中学生のパパだと思います。かつては親友の尾崎豊と六本木で飲み明かし、ごみ置き場で倒れていたこともあったが、昨今は家庭菜園やオーガニックに凝っているという話もあります。破天荒を見せ続けるにも、それなりの努力あってのことなのでしょう」(吉川を知る音楽ライター)
コントではどんなパフォーマンスを見せてくれるのか。56歳の新挑戦に勇気づけられる中高年は多そうだ。