美智子さま、雅子さま、紀子さま、眞子さま…順番にバッシングされる皇族の悲劇

公開日: 更新日:

 ひと昔前の秋篠宮ご夫妻の人気にくらべ、秋篠宮家の権威がずいぶん失われたように思う。最近の雑誌には「眞子さんの乱」も秋篠宮さまに原因があるとか、「皇室の危機」は秋篠宮ご夫妻が招いたなどと書かれているほどで、紀子さまが「3LDKのプリンセス」と騒がれた頃にくらべたら雲泥の差だ。雅子さまが「適応障害」で東宮御所に引きこもっていた頃、紀子さまは娘たちを連れて天皇皇后を訪問したり、一緒に会食したりしていることがメディアで報じられ、紀子さまが皇室を支えているかの印象を与えた。2006年9月6日に悠仁さまを出産すると、「皇統の危機を救った」といわれ、その評価は一段と高くなる。

 ところが、しばらくすると紀子さまへの批判がこぼれ始めた。厳しく言いすぎるので辞める職員が後を絶たないとか、しきりに「皇嗣家にふさわしく」と言うので、娘たちと口論になったとか──。

 考えてみれば、紀子さまは一庶民として一般社会で育った人である。それがいきなり皇族に嫁いだのである。宮家でいるうちはそれほど気を使うこともなかっただろう。それが、悠仁さまが誕生したことで皇嗣家になり、環境がガラッと変わってしまった。皇位継承者を育てる皇嗣家とそうでない宮家ではまったく違うといわれる。それなのに、紀子さまには相談する相手がいなかったのだろう。そんなプレッシャーと生真面目さから「皇嗣家らしく」しようとすればするほど、生まれながらの皇族である眞子さんたちとの関係がギクシャクしたのかもしれない。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元グラドルだけじゃない!国民民主党・玉木雄一郎代表の政治生命を握る「もう一人の女」

  2. 2

    深田恭子「浮気破局」の深層…自らマリー・アントワネット生まれ変わり説も唱える“お姫様”気質

  3. 3

    火野正平さんが別れても不倫相手に恨まれなかったワケ 口説かれた女優が筆者に語った“納得の言動”

  4. 4

    粗製乱造のドラマ界は要リストラ!「坂の上の雲」「カムカムエヴリバディ」再放送を見て痛感

  5. 5

    東原亜希は「離婚しません」と堂々発言…佐々木希、仲間由紀恵ら“サレ妻”が不倫夫を捨てなかったワケ

  1. 6

    綾瀬はるか"深田恭子の悲劇"の二の舞か? 高畑充希&岡田将生の電撃婚で"ジェシーとの恋"は…

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    “令和の米騒動”は収束も…専門家が断言「コメを安く買える時代」が終わったワケ

  4. 9

    長澤まさみ&綾瀬はるか"共演NG説"を根底から覆す三谷幸喜監督の証言 2人をつないだ「ハンバーガー」

  5. 10

    東原亜希は"再構築"アピールも…井上康生の冴えぬ顔に心配される「夫婦関係」