ちむどんニーニー竜星涼の「成りあがり」伝説…“朝ドラ史上最低のクズ兄”からのステップ
朝ドラ「ちむどんどん」で、料理人を目指す主人公の比嘉暢子(黒島結菜)の足をひたすら引っ張り続け、視聴者をヤキモキさせているのが、竜星涼(29)演じる“ニーニー”こと比嘉賢秀だ。
とにかくこのニーニー、比嘉3姉妹の兄でありながら、そのクズっぷりは筋金入り。
ケンカとボクシングに明け暮れ高校を中退。暢子が沖縄で決まりかけていた就職も賢秀のケンカでおジャンに。沖縄返還直前の“ドル円詐欺”に引っ掛かり、東京に失踪しプロボクサーになるも、ジムの関係者からお金を借りてドロン。妹の縁談の破談で手切れ金をだましとろうとするわ、暢子のお金を持ち出して競馬でスッてしまうわ、“紅茶豆腐”など詐欺まがいの商品販売にまで手を出す始末……。「クズ兄」を通り越して、いつか逮捕されてしまうのではないかと心配になるほどの暴走ぶりなのだ。さらにイライラを加速させるのが、賢秀がどれだけ勝手をしようとも、お金を渡したり、それをひたすら甘やかす母親(仲間由紀恵)の存在。
“朝ドラ史上最低のクズ兄”ぶりに、SNS上では、「賢秀出てくるとヒヤヒヤする。イライラか。もう痛くて見てられない」などの意見が多発している。コラムニストのペリー荻野氏も苦笑しながらこう話す。