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てれびのスキマ 戸部田誠ライタ―

1978年生まれのテレビっ子ライター。「芸能界」というビジネスは、いかにして始まったのか。貴重な証言を収録した「芸能界誕生」(新潮新書)。伝説の番組「アメリカ横断ウルトラクイズ」を基に描く青春群像ノンフィクションノベル「史上最大の木曜日 クイズっ子たちの青春記」(双葉社)。2つの最新著が絶賛発売中!

大喜利でチヤホヤされても…渋谷凪咲はブレずに自分の正義を貫く

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「いま、お仕事の半分以上、大喜利させていただいてるので」(渋谷凪咲/フジテレビ系「まっちゃんねる」6月25日放送)

 ◇  ◇  ◇

 女性限定の大喜利大会「IPPON女子グランプリ」の女性タレント部門に出場したアイドルグループ「NMB48」に所属する渋谷凪咲(25)。いまやバラエティー番組にも引っ張りだこで「凪咲とザコシ」(テレビ朝日系)という冠番組まで抱えている。そんな彼女が現在の仕事の状況について語ったのが今週の言葉だ。

 この一言に千鳥大悟は「(笑い飯の)西田さんみたいな仕事してる」とお笑い界屈指のストロングスタイルな芸人に例えて笑った。

 早くから渋谷の実力を認めていたのは、麒麟・川島だ。昨年3月25日の「アメトーーク!」(テレビ朝日系)で「アイドルって天然とか、毒舌とかで言う子はいるんですけど、しっかり大喜利が強いっていう。なんかちょっと振ったときに、絶対エピソードとか笑いで返してくれる。芸人がちょっと見習った方がいいぐらい、どんな姿勢からもシュートを打ってくれる」と彼女を絶賛。この評価が直接のきっかけとなり、渋谷は「大喜利が強いアイドル」として大ブレークを果たした。

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