川中美幸さんとデュエット プロの歌手に「うまい!」は禁句だがマジで素晴らしい
合唱団はやってたけど、自分のCD発売は20年ぶり。しかもミニアルバムなので4曲あり、その1曲はなんとぜいたくに川中美幸さんとのデュエット曲。明るくてとても良い歌が出来上がった。川中先輩は“川中美幸”になって45年(実はその前の芸名からは約50年!? 凄い)で「ふたり酒」が大ヒットした1980年に私もデビューしてテレビに出るようになり、大変失礼な笑い話だが、どことなくちょっと顔が似ていたことで、「邦子は演歌もうまい」とうちの親戚が勘違いして褒めてくれたことがある。のちに番組でお会いした時にその事を言うと大笑いして下さった。明るくて大好きな先輩だ。
で、今回気合入れてレコーディングスタジオに入ったものの、私は運悪くコロナ後遺症でノドがガッサガサになり、ほとんどの歌手や舞台人が常備している響声破笛丸料とプロポリスあめを交互になめまくり、録音スタッフともども冷や汗をかいていたところに先輩登場! 「少し動いて汗かくぐらいの方がノドも温まっていいのよ」と言って両手をぶんぶん回しながらボックスのステップを踏み、その動作がおかしくて皆でゲラゲラ笑った。スタジオ中一気に花が咲いたようだった。