「愛子天皇」が現実味を帯びてきた
とはいえ、かつて記者から結婚相手はいるかと尋ねられ、「そういう質問には今後もお答えするつもりはありません」とピシャリと拒んだことからも、マスコミに対しては一切隠し通すつもりだろう。恋人がいるという報道もあるが、すべて推測に過ぎない。電撃結婚説もささやかれている。可能性は否定できないものの、それでは総裁になったばかりの日本工芸会に対して迷惑をかけることにならないだろうか。
いずれにしても、そう遠くない時期に佳子さまは結婚されるはずだ。もし、結婚されて皇籍を離脱されたら、若い皇族は愛子さまと悠仁さまだけになる。三笠宮家や高円宮家の女王が結婚されずに残っても、いずれ両家は廃絶になり、さらに愛子さまが結婚されたら皇籍を離脱する。その結果、未来の皇室は悠仁さまだけとなるはずだ。
これまで女系・女性天皇に反対してきた中心は故安倍晋三元首相だった。もちろん日本会議や安倍チルドレンも同調して反対してきた。しかし、彼らは安倍の周辺を回る衛星のようなもので、中心の安倍が暗殺されてバックボーンを失った彼らに大きな発言力があるとは思えない。よりどころがなくなったのだから以前のような力はないだろう。今こそ女性宮家および女系・女性天皇を認めるかどうかの議論をするチャンスではないか。