体外受精成功の内山信二がパパになるまでの凸凹道 元人気子役はテングになって干された過去
■テレビから完全に消えた
「その後、交際していた女性から婚約不履行で訴えられたり、新たに始めた訪問介護の事業も軌道に乗らなかったようです。一時は実質的に仕事を干されてしまい、テレビから完全に消えました」(バラエティー番組関係者)
ここまでなら、典型的な“子役の転落人生”だが、20代後半に差し掛かった内山クンはここで終わらず、「デブタレ」として芸能界で再チャレンジを図った。デブタレとして売り始めたころ、「デカ盛りグルメ」の企画で内山を起用した雑誌関係者はこう話す。
「いろいろウワサは聞いていたので、構えて挑んだのですが、本人は本当に腰が低くて“デブタレとして一番下っ端のボクを使っていただいてありがとうございます”なんて取材にも協力的でした。わらじほどある巨大なトンカツを前に決めカットを撮った後も、“せっかく作っていただいたので、いただきます”と全部平らげてみせ、『ご主人、ここのトンカツは肉質が素晴らしいですね』なんて店主にも丁寧に話しかけていた。見た目は、キャップをかぶったまだ若いお兄ちゃんという感じなのに、『ご主人』なんて言葉遣いをしていたのが印象的でしたね。最後も、スタッフに最敬礼して去っていった。人気絶頂から一度、底辺に落ちているから、人が変わったようになったのかなと当時は思いましたね」