目黒蓮、平野紫耀、玉森裕太、山田涼介…若手ジャニーズ秋ドラマ対決の勝者は誰だ?
秋の「10時ドラマ」は若手ジャニーズたちの“競合”となったが、人気が高かったのはだれか。副社長の滝沢秀明の退社、「King&Prince」に続いて「Kis-My-Ft2」の分裂・脱退もうわさされるなど、崩壊寸前のジャニーズ事務所にもはや頼ることはできず、出演番組の一つ一つの評価が彼らの将来を決めていく。
まず、平均世帯視聴率で高かったのは、目黒蓮(Snow Man)の「silent」(フジテレビ系)とキンプリ平野紫耀の「クロサギ」(TBS系)で、いずれも7%台半ばとまずまずの数字を挙げた。
キスマイ玉森裕太の「祈りのカルテ 研修医の謎解き診察記録」(日本テレビ系)は6%台半ば、山田涼介(Hey!Say!JUMP)の「親愛なる僕へ殺意をこめて」(フジテレビ系)は3.8%と惨敗だった。
TVerの再生回数では、最多記録を更新した「silent」がダントツ。「泣けて、泣けて」「イントロでもう涙ボロボロ」と、今年最も話題のドラマとなった。
「『私もあんな恋がしたい』と思わせたコテコテの恋愛ドラマでしたが、登場人物のそれぞれに泣かせポイントをつくって、それを毎回ちりばめるという脚本と演出が実に巧みでした。逆に、俳優たちはけなげさ、真っすぐさ、優しさを演じていればいいので、芝居としては難しくない。目黒も聴覚障害と手話をあそこまで勉強したのは努力賞ですが、演技は悲しくて切ないだけでした」(放送作家)