NHK桑子真帆アナは紅白司会が見納めか…退任する前田会長に“気に入られ過ぎ”がアダに
NHK桑子真帆アナの紅白歌合戦司会は、今年が見納めかと臆測を呼んでいる。理由は来年1月に退任する前田晃伸会長に気に入られ過ぎてしまったからだという。
前田会長のNHK改革は容赦がなかった。紅白歌合戦も含めてすべての長寿番組をこのまま続けるか検討、民放のようなバラエティーより公共放送らしい報道強化、一部の人気アナに集中している出演シフトを改善、各部門のボス的職員の異動などを矢継ぎ早に指示し、政府・自民党総務族とのパイプ役となっていた政治部を遠ざけた。
さっそく「ガッテン!」や「バラエティー生活笑百科」は打ち切り、絶対エース和久田麻由子アナがレギュラーゼロになり、ホープの上原光紀アナはローカルニュースへ担当替え、東京アナウンス室からの「ブラタモリ」アシスタント起用もやめた。東京のアナウンサーの6割が出演番組変更や転勤になったという。大阪放送局長が目まぐるしく入れ替わるなど、幹部の異動も手加減しなかった。
「これで前田会長は怨嗟の的となってしまいました。続投説もあったのですが、恨みつらみを抱く冷や飯組が前田嫌いの総務相経験者などに働きかけて、引きずりおろしたんです。次の稲葉延雄会長の最初の仕事は、前田改革の揺り戻しです」(メディアアナリスト)