ヨネダ2000の魅力 常識人だからこそ生み出せる「非常識で不条理な世界観」
「M-1グランプリ2022」でハリセンボン以来13年ぶりの女性コンビとしての決勝進出で話題を呼んだヨネダ2000。フリ以外、セリフらしいものはほとんどなく、DA PUMPの軽快なリズムに乗せて餅つきをする「ペッタンコ、ペッタンコ」が耳に残りました。
この耳に残るフレーズやワードを発することはなかなかできません。おそらくあのネタはチュートリアルの「チリンチリン」や「冷蔵庫」、かまいたちの「USJとUFJ」のように「ペッタンコ」として、語り継がれていくことになるでしょう。
DA PUMPのご本人たちもネタを完コピしてくださっていましたが、あのパフォーマンスは女性・男性を超えて一番インパクトが強かったのではないでしょうか。
コンビ結成は2020年。昨年はM-1で決勝進出。THE Wで準優勝、今年も1月9日、「第8回上方漫才協会大賞」の新人賞に選ばれ、結成3年目にして早々と頭角を現し、ブレークの兆し。キャリアの浅い新人たちにとって大きな夢や希望を与えてくれる存在になりました。