草彅剛「罠の戦争」の演技にポジティブコメントの嵐…突き詰めたリアルさが高評価

公開日: 更新日:

 草彅剛(48)の主演ドラマ『罠の戦争』(カンテレ・フジテレビ系)が好調だ。草彅が演じる主人公・鷲津亨は、「家族を愛し、常に沈着冷静だが、権力者の理不尽な要求には決して屈せず徹底抗戦を貫く議員秘書」という役どころ。政治の世界を描いたドラマだが、話は複雑ではなく、あくまで"復讐"に焦点が当てられているのでわかりやすい。世帯平均視聴率も8%台をキープ。今期ドラマの上位に食い込んでいる。

テレビ朝日系の『相棒』やTBS系『半沢直樹』を思わせる勧善懲悪の雰囲気が、年配の視聴者にも好まれているのでしょう。ところどころ、ドキッとさせられる場面はあるものの、大筋では、視聴者の期待通りにストーリーが進んでいく安心感があります。そこに、草彅のリアルな演技によって重厚感が重なり、見応えのあるドラマに仕上がっています」(芸能ライター・弘世一紀氏)

 草彅は2017年にジャニーズ事務所を退所してから、長らく民放のドラマから遠ざかっていた。今回の民放ドラマ主演作は、17年1月期放送の『嘘の戦争』(カンテレ・フジテレビ系)以来。ブランクを不安に思う視聴者もいたようだが、《草彅くんのドラマを民放で観られてうれしい》《民放久々のドラマなのにキレがある》といったポジティブなコメントが溢れている。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    “3悪人”呼ばわりされた佐々木恭子アナは第三者委調査で名誉回復? フジテレビ「新たな爆弾」とは

  2. 2

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  3. 3

    菊間千乃氏はフジテレビ会見の翌日、2度も番組欠席のナゼ…第三者委調査でOB・OGアナも窮地

  4. 4

    フジテレビ“元社長候補”B氏が中居正広氏を引退、日枝久氏&港浩一氏を退任に追い込んだ皮肉

  5. 5

    フジ調査報告書でカンニング竹山、三浦瑠麗らはメンツ丸潰れ…文春「誤報」キャンペーンに弁明は?

  1. 6

    広末涼子容疑者は看護師に暴行で逮捕…心理学者・富田隆氏が分析する「奇行」のウラ

  2. 7

    中居正広氏《ジャニーと似てる》白髪姿で再注目!50代が20代に性加害で結婚匂わせのおぞましさ

  3. 8

    広末涼子容疑者「きもちくしてくれて」不倫騒動から2年弱の逮捕劇…前夫が懸念していた“心が壊れるとき”

  4. 9

    佐藤健は9年越しの“不倫示談”バラされトバッチリ…広末涼子所属事務所の完全否定から一転

  5. 10

    やなせたかしさん遺産を巡るナゾと驚きの金銭感覚…今田美桜主演のNHK朝ドラ「あんぱん」で注目

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    広末涼子容疑者は看護師に暴行で逮捕…心理学者・富田隆氏が分析する「奇行」のウラ

  2. 2

    広末涼子容疑者「きもちくしてくれて」不倫騒動から2年弱の逮捕劇…前夫が懸念していた“心が壊れるとき”

  3. 3

    中居正広氏《ジャニーと似てる》白髪姿で再注目!50代が20代に性加害で結婚匂わせのおぞましさ

  4. 4

    広末涼子は免許証不所持で事故?→看護師暴行で芸能活動自粛…そのときW不倫騒動の鳥羽周作氏は

  5. 5

    佐藤健は9年越しの“不倫示談”バラされトバッチリ…広末涼子所属事務所の完全否定から一転

  1. 6

    【い】井上忠夫(いのうえ・ただお)

  2. 7

    広末涼子“密着番組”を放送したフジテレビの間の悪さ…《怖いものなし》の制作姿勢に厳しい声 

  3. 8

    中居正広氏は元フジテレビ女性アナへの“性暴力”で引退…元TOKIO山口達也氏「何もしないなら帰れ」との違い

  4. 9

    大阪万博は開幕直前でも課題山積なのに危機感ゼロ!「赤字は心配ない」豪語に漂う超楽観主義

  5. 10

    カブス鈴木誠也「夏の強さ」を育んだ『巨人の星』さながら実父の仰天スパルタ野球教育