中田ボタンの巻(下)新人だったキングコングに「腐った靴はいて舞台に立つような、失礼なことすな!」と一喝!
スタッフから話を聞いたハイヒールがさっそく…
ですがこれだけで終わらせないのがボタンさん。私にも「自分も(君も)生徒にちゃんと教えたらなあかんやろ」と真剣に言われ「申し訳ありません」と頭を下げると「ほんまにどこで損するやわからへん。晩飯代なくなったがな! どないしょう?」とニヤリと笑われ、緊張の極みだったスタッフもこの一言で大爆笑に。その後、「ほんまやであいつら(キングコング)には教えてくれる師匠がおらへんねんから間違うてる、違うないうことは自分が(君が)教えたり」と再びクギをさされました。
その後、スタッフから話を聞いたハイヒールが、さっそくボタンさんに
「師匠! ジーパンが破れそうなんですけど……」「冷蔵庫が壊れ……」とボタンさんへのマジともシャレともわからない直訴に「わしはおまえらのパトロンか!」と笑いながら、「ちゃんと領収書もうてこいよ!」という言葉を残して舞台に向かわれました。残った2人は「あれは買うてもええいうことかな?」「師匠があない言わはったからええんちゃうか?」と悩んでいましたが、その後どうなったか残念ながら結末までは知りません。
きっちりケジメをつける方なので、舞台に立たれることは二度とないのかもしれませんが、多くのファンはもう一度、あの小気味のいいツッコミを聞いてみたいと思われていることでしょう。私もそのファンの一人です。