滝沢秀明氏の新事務所「TOBE」の記事が小さかった理由とそれを望んだタッキー本人の気配り
例えば、タッキーがジャニーズ時代にデビューさせた「Snow Man」や「SixTONES」などは、一気に人気者になって大規模会場でのコンサートツアーが行われている。これはジャニーズでなければできない仕切りで、売れっ子はジャニーズのマネジメントでよりビッグになる可能性が高い。それを知るタッキーが余計なことをするとは思えない。
タッキーは現役時代、故・ジャニー喜多川さんが制作した舞台を毎年ブラッシュアップし、事務所の有望な若手タレントを引き上げ、芝居や歌、ダンスを融合したステージショーをつくり上げてきた。今後もそうしたステージを自身で手がけていくだろう。
ただ、この3月31日以後、昨年から決まっているジャニーズJrの22歳定年制が適用される。ジュニア本人と事務所の話し合いで、活動継続の合意がなければ契約が切れるというもので、この“定年制”にあたったタレントや、すでに退所してフリーとなっているタレントならマネジメントすることもあるだろう。元々、真面目にがんばっているジュニアの面倒を見てきたタッキーだけに、ジャニーズとしても文句はないはずだ。タッキーが発表の日を選んだのにはわけがあった。本当に気配りの利いた人物だ。