小栗旬が事務所社長就任“プレーイングマネジャー”への期待と試練…かつては裕次郎や勝新も
日本の芸能界でも二刀流が旋風を起こすか。俳優・小栗旬(40)が、所属事務所トライストーン・エンタテイメントの社長就任と報じられた。取締役会の承認を経て、この夏にも俳優と管理職を兼ねたプレーイングマネジャーが誕生する。
「俳優の竹内力、ミュージシャンの西川貴教ら、二刀流はすでにいて、うまく回していますよ。演技の才能とマネジメントの能力は別物ですけど、どこかつながっているところもあり、その両方で力を発揮する人はいる。そういえば、あの石原裕次郎さんもそうでしたね」(芸能プロデューサー)
日本の芸能界とりわけ映画界は俳優の気持ちも分からず、分かろうともせず、カネ勘定ばかりで搾取するような裏方上がりが牛耳ってきたところもあるという。
「その分、どちらにも通じている者が『組』を引っ張るのは良いことと歓迎される。小栗のような者が出てくると反発を買ったり、『この若造が何を偉そうに』などと叩かれてきましたが、もうそういう村社会のような風潮はやめるべき。滝沢秀明氏がジャニーズを出て、自分でやり始めたように、どんどん新しい潮流をつくっていくべきですよ」と続けた。