坂上忍のハンパない動物愛 運営する犬猫保護ハウスは3200万円の大赤字でも初志貫徹

公開日: 更新日:

「趣味もないし、仕事で人と知り合っていく流れの中でこっち(千葉県)に家を建てて動物と暮らして。動物が働く唯一の活力となって、頑張れてたようなところがあった。僕は若いころに犬を育てられなくて手放したことがあり、決して良い飼い主ではなかった。その贖罪のような気持ちでペットショップで安売りされている子を飼うようになり、そして保護犬を引き取って。ただ、それだけじゃないですね。フジテレビさんに『保護ハウスをやりたいんだけど』と企画提案し、まさか番組が実現すると思わなかったのが『やりましょう』となり、その時点で逃げられなくなった」

 バラエティーでは歯に衣着せぬ毒舌トークで知られるが、動物へのまなざしはやさしい。犬猫ブームのなか、ペットショップで買うのが当たり前の世間に「保護犬や保護猫を引き取る選択肢もありますよ」「手がかかる子はかわいいって本当なんですよ」とのメッセージを語っていた。

■「大変だけど幸せな日々」

 かつての天才子役はギャンブルや酒好きと報じられ、子ども向け演技学校主宰などでも話題になった。俳優、バラエティータレントのほか、歌手に文筆、映画監督と幅広く活躍してきた。波瀾万丈な日々を送ってきたからか「60歳ぐらいで引退できればいいかな」と語ったことも。しかし、最近はブログで「大変だけど幸せな日々」などとつづり、ハウス運営で充実し、さらに夢がひろがっている様子。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  2. 2

    野呂佳代が出るドラマに《ハズレなし》?「エンジェルフライト」古沢良太脚本は“家康”より“アネゴ”がハマる

  3. 3

    岡田有希子さん衝撃の死から38年…所属事務所社長が語っていた「日記風ノートに刻まれた真相」

  4. 4

    「アンメット」のせいで医療ドラマを見る目が厳しい? 二宮和也「ブラックペアン2」も《期待外れ》の声が…

  5. 5

    ロッテ佐々木朗希にまさかの「重症説」…抹消から1カ月音沙汰ナシで飛び交うさまざまな声

  1. 6

    【特別対談】南野陽子×松尾潔(3)亡き岡田有希子との思い出、「秋からも、そばにいて」制作秘話

  2. 7

    「鬼」と化しも憎まれない 村井美樹の生真面目なひたむきさ

  3. 8

    悠仁さまの筑波大付属高での成績は? 進学塾に寄せられた情報を総合すると…

  4. 9

    竹内涼真の“元カノ”が本格復帰 2人をつなぐ大物Pの存在が

  5. 10

    松本若菜「西園寺さん」既視感満載でも好評なワケ “フジ月9”目黒蓮と松村北斗《旧ジャニがパパ役》対決の行方