坂上忍のハンパない動物愛 運営する犬猫保護ハウスは3200万円の大赤字でも初志貫徹

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「趣味もないし、仕事で人と知り合っていく流れの中でこっち(千葉県)に家を建てて動物と暮らして。動物が働く唯一の活力となって、頑張れてたようなところがあった。僕は若いころに犬を育てられなくて手放したことがあり、決して良い飼い主ではなかった。その贖罪のような気持ちでペットショップで安売りされている子を飼うようになり、そして保護犬を引き取って。ただ、それだけじゃないですね。フジテレビさんに『保護ハウスをやりたいんだけど』と企画提案し、まさか番組が実現すると思わなかったのが『やりましょう』となり、その時点で逃げられなくなった」

 バラエティーでは歯に衣着せぬ毒舌トークで知られるが、動物へのまなざしはやさしい。犬猫ブームのなか、ペットショップで買うのが当たり前の世間に「保護犬や保護猫を引き取る選択肢もありますよ」「手がかかる子はかわいいって本当なんですよ」とのメッセージを語っていた。

■「大変だけど幸せな日々」

 かつての天才子役はギャンブルや酒好きと報じられ、子ども向け演技学校主宰などでも話題になった。俳優、バラエティータレントのほか、歌手に文筆、映画監督と幅広く活躍してきた。波瀾万丈な日々を送ってきたからか「60歳ぐらいで引退できればいいかな」と語ったことも。しかし、最近はブログで「大変だけど幸せな日々」などとつづり、ハウス運営で充実し、さらに夢がひろがっている様子。

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