新型コロナ「5類移行」でテレビの現場はどう変わる? 情報番組とドラマで対応に大きな差

公開日: 更新日:

 今年のゴールデンウイークは行動制限もなく、各地の行楽地は大混雑。5月8日から新型コロナの感染症法上の位置付けが、2類から季節性インフルエンザなどと同等の5類に移行となる。

 すでにマスクの着用は個人の判断に委ねられているが、今後、感染しても発症日を0日目として5日間は外出を控えることが推奨されるものの、感染症法に基づく外出自粛は求められなくなり、保健所による「濃厚接触者」の特定もなくなる。医療費は他の疾患と同じように自己負担が発生するようになる。

 エンターテインメントの現場では、コンサートやイベント会場での入場者数や声援の制限はすでに撤廃されているが、テレビ局におけるバラエティーやドラマの収録現場でのマスク着用、アクリル板の設置や観覧客の入場制限、そしてPCR検査の実施などは今後どうなっていくのか。キー局バラエティー関係者はこう話す。

「アクリル板はすでにほとんどの番組で撤去されていますが、会議室や打ち合わせスペースにはまだありますね。観覧客も普通に入れています。ロケでも直前までマスクをしていますが、本番でマウスガードなどをすることはほとんどなくなっています。ただまだ、タレントと接するスタッフはほとんどの人がマスクをしていますね。メークやスタイリストもです。検温やPCR検査は自己責任という感じになっています」

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    もしやり直せるなら、入学しない…暴力に翻弄されたPL学園野球部の事実上の廃部状態に思うこと

  2. 2

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  3. 3

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  4. 4

    巨人阿部監督が見切り発車で田中将大に「ローテ当確」出した本当の理由とは???

  5. 5

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  1. 6

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  2. 7

    JLPGA専務理事内定が人知れず“降格”に急転!背景に“不適切発言”疑惑と見え隠れする隠蔽体質

  3. 8

    「俳優座」の精神を反故にした無茶苦茶な日本の文化行政

  4. 9

    (72)寅さんをやり込めた、とっておきの「博さん語録」

  5. 10

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動