南佳孝が若者や海外で再評価 73歳でも色あせない“シティーポップの元祖”の現在地

公開日: 更新日:

 シティーポップの先駆け、南佳孝(73)がまたぞろ脚光を浴びている。デビューアルバム「摩天楼のヒロイン」発表から50年、その記念としてリリースしたライブ盤「南佳孝 松本隆を歌う Simple Song 夏の終わりに」が話題の他、記念ライブも盛り上がっているというのだ。

 浅野温子主演の角川映画の主題歌にもなり、大ヒットした「スローなブギにしてくれ(I want you)」に「モンロー・ウォーク」、盟友松本隆の作詞で南が作曲した「スタンダード・ナンバー」は薬師丸ひろ子主演映画の主題歌「メイン・テーマ」として薬師丸も歌い、こちらもヒットしたのは中高年世代には記憶にあたらしい。

「50年を振り返るような構成にしようと思う。それぞれの作品の世界観に浸ってもらえたら」

 今回のステージについては、そんなコメントが報じられた。シティーポップが世界的に再注目されるなか、南の都会的で洗練された楽曲は全く色あせず、中高年世代には心地よく、往時を知らない若者世代には新鮮でクールなどとして、また魅了しているそうだ。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動