ジャニーズ性加害問題でどうするCMスポンサー 好評“抱き合わせ商法”にも逆風で気になる今後
ジャニーズ事務所の藤島ジュリー景子社長が5月14日、同社公式ホームページ内の動画で、創業者で2019年に死去したジャニー喜多川氏の性加害問題について謝罪した。11日までに性被害の検証を求めるファン有志ら1万6000人余りのネット署名が同事務所に提出され、事務所側が見解などを「今週末公式にお伝えする」という意向を示していたため、その対応に注目が集まっていた。
今回のジュリー社長の謝罪動画は、15日のNHKニュース「おはよう日本」などがトップで報道。ジャニーズ事務所にべったりのスポーツ紙も一斉に報じている。もっとも、ジャニーズ事務所が性加害問題を公式に認めたことで頭を悩ませているのは、ジャニーズタレントをCMに起用しているスポンサーたちだろう。
■久光製薬フェイタス「けんしげひー」のトリオは大人気
「ジャニーズ事務所では、ここ数年、グループの垣根を越えた組み合わせでのCM起用が増えています。『湖池屋プライドポテト』は嵐の相葉雅紀さんとSexy Zoneの中島健人さん、『フェイタス』はSnow Manの岩本照さんとジャニーズWESTの重岡大毅さん、少し前だと『三ツ矢サイダー』には嵐の桜井翔さん、相葉雅紀さん、Hey!Say!JUMPの山田涼介さん、Snow Manの阿部亮平さんと目黒蓮さんが起用されていました」(広告代理店関係者)