藤島ジュリー景子社長“謝罪動画”で人となりに注目…求められるジャニーズ「異常性」との決別
「知らなかったでは決して済まされない話だと思っておりますが、知りませんでした」
ジャニーズ事務所の社長として、初めて公に顔を出し、動画でコメントした藤島ジュリー景子氏(56)。叔父にあたる創業者ジャニー喜多川氏の性加害を知らないと言い切ったところといい、また、ジャニー氏と母親のメリー喜多川氏の2人体制で回っていたジャニーズ事務所について「私自身その異常性に違和感を持つことができなかった」と語るなど、その人となりにも注目が集まっている。
ジャニーズ担当の長いベテラン芸能記者は言う。
「まず、ジャニー氏の性加害について多少なりとも知っていた可能性はありますが、それを認めたら、収拾がつかなくなるという判断では。弁護士らブレーンからの助言もあったはずです。実際、損害賠償するのが筋だとしても、被害者は3ケタにのぼるともみられるし、名乗り出てきたら切りがない。それで被害者に誠実に向き合うとしつつ、実質的には精神的ケアのみ。当事者であるジャニー氏が亡くなっていることを盾に事実認定を拒否したわけです」