著者のコラム一覧
高倉文紀女優・男優評論家

札幌市生まれ。女優・男優評論家。Webサイト「タレントパワーランキング」(アーキテクト=https://tpranking.com/)、雑誌「日経エンタテインメント!」(日経BP社)などで女優や女性アイドルなどの取材・分析を手がけるほか、テレビ番組や週刊誌などにコメントを提供。インタビューしたことがある現役の女優は300人以上を数える。note個人クリエーターページ(https://note.com/tokyodiorama/)。

瀧内公美は遅咲きの“実力派” 印象に残る優しい笑顔で新境地を開拓

公開日: 更新日:

 これまでの彼女は、故郷で再会した男女が危うい関係にはまっていく姿を描いた「火口のふたり」で柄本佑と濃厚なベッドシーンも見せ、「共演NG」では、“バズらせ屋”として暗躍する日系ブラジル人の宣伝プロデューサー役を演じるなど、陰があるオンナや強気な女性を得意としてきた。

 しかし最近では、「リバーサルオーケストラ」で笑顔が多いチェロ奏者を演じ、Amazon PrimeのCMでもやわらかい笑顔が印象的。今までのイメージとは違う朗らかで明るい役柄が続いて、ファンの目には新鮮に映っているようだ。会社や学校では近づきにくそうに見えるクールな女性が、休日にすてきな笑顔を見せているのを目撃しグッとくる、そんな感覚に近い。

 実際には、上白石萌音が主演した「恋はつづくよどこまでも」(TBS系)での先輩ナース役など、明るい役もけっこう演じてきているのだが、力強い役の印象のほうが強烈すぎた。

■人の心をまっすぐ射抜く力を持っている

 同じ1989年生まれの女優との魅力の違いを縁日の屋台にたとえるなら、多部未華子=金魚すくい、仲里依紗=わたあめ屋、そして、瀧内公美は射的。作品を見る人の心をまっすぐに射抜く力を持っている女優だ。

 笑顔で多くの人のハートにヒットして新境地を見せた今回のCMは、“第2期瀧内公美”の幕開けを予感させる。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  2. 2

    大谷の今季投手復帰に暗雲か…ドジャース指揮官が本音ポロリ「我々は彼がDHしかできなくてもいい球団」

  3. 3

    フジテレビ第三者委の調査報告会見で流れガラリ! 中居正広氏は今や「変態でヤバい奴」呼ばわり

  4. 4

    フジ反町理氏ハラスメントが永田町に飛び火!取締役退任も政治家の事務所回るツラの皮と魂胆

  5. 5

    下半身醜聞ラッシュの最中に山下美夢有が「不可解な国内大会欠場」 …周囲ザワつく噂の真偽

  1. 6

    “下半身醜聞”川﨑春花の「復帰戦」にスポンサーはノーサンキュー? 開幕からナゾの4大会連続欠場

  2. 7

    フジテレビ「中居正広氏に巨額賠償請求」あるか? 「守秘義務解除拒否」でウソ露呈

  3. 8

    今田美桜「あんぱん」に潜む危険な兆候…「花咲舞が黙ってない」の苦い教訓は生かされるか?

  4. 9

    Kōki,『女神降臨』大苦戦も“演技”は好評! 静香ママの戦略ミスは「女優でデビューさせなかった」こと

  5. 10

    高嶋ちさ子「暗号資産広告塔」報道ではがれ始めた”セレブ2世タレント”のメッキ